第7話:スモモちゃんの活躍。

ポインターが映し出した映像に窃盗の痕跡、そして犯人の顔もちゃんと

映っていた。

そこですぐに指名手配書が全区域に回った。

映し出された手配画像を参考に一週間も経たないうちにタレ込みや聞き込み、

警察の懸命の操作によって犯人は確保された。


下手すると迷宮入りしかねた窃盗事件・・・スモモちゃんのおかげで事件解決に

至った。

だから渉はスモモに感謝しても仕切れなかった。


犯人逮捕に協力した功績によってスモモは警視総監から表彰された。


僕もスモモちゃんに何度もお礼を言って焼肉を食べに連れて行ってあげた。

女の子は焼肉大好きだからね。


で、派出所の先輩の「五十嵐さん」に言われた。


「おまえの彼女、ただエロいだけかと思ったらやるな〜って・・・」


いつの間にかスモモちゃんは完全に僕の彼女にされていた。


まあ、たしかに僕の彼女ちゃんなんだけど・・・。

でも逆に僕はスモモちゃんから焼肉とは別に欲しいものがあるって言われた。


「なに?スモモちゃん・・・焼き肉だけじゃ足りないの?まだ欲しいものが

あるの?」


「うん・・・私のお願いごと聞いてくれる?」


「まあ、僕にしてあげられることなら・・」


「じゃ〜私にエッチのプレゼントして」」


「え?・・・エッチ?」


「私じゃいや?・・・異星人とじゃエッチできない?」


「そんなことないよ・・・大丈夫だよ」

「って言うか五十嵐さんに言われるまでもなく僕たちカップル成立してるし」

「逆にスモモちゃんの許可さえあれば、僕はいつでもおっけー、その準備は

一応できてるよ」


そう言って僕はスモモちゃんにコンドームを見せた。


「ヤダ・・・ワタルちゃん準備よすぎ」


「でも私だって避妊薬飲んでるし・・・」


「あはは、ふたりともエッチする前提で準備してんじゃん・・・あはは」

「確かめる必要ないじゃん」


「じゃ〜いいよね・・・おっぱい舐めてもいいからね」

「おっぱいだけ?・・・他は?・・・他は舐めちゃいけないのかな?」


「もうエッチ〜スケベ!!」


「あのさ毎日、人を挑発したみたいなエロい格好してるくせに、どっちが

スケベなんだか?」


「これは私服だって言ったでしょ。私の星じゃ女の子はこれが普通なの」


「わ〜スモモもちゃんの星に行ったら、スモモちゃんみたいな子ばかり

なんだ・・・すげえ・・・ハーレムだよね」


「顔がめちゃエロくなってる・・・男ってしょうがない生き物」

「あのさ・・・どうでもいい話やめてさっそく・・・僕に部屋に行こうよ」

「母ちゃんに見つからないように・・・」


「その前にシャワーね」


「僕は別にいいけど・・・」


「なに言ってるの・・・不潔・・・エチケットだよそれって」


で、母ちゃんにバレないようスモモちゃんをラブラブで風呂に・・・。

初めてスモモちゃんのすっぽんぽんを見た・・・まじ鼻血が出そうになった。


「ワタルちゃん、これからもふたりして事件解決してこうね」


「そうだね・・・」

「私、本気で勉強して婦警さんになろうかな?」


「わ〜そしたら絶対ミニスカポリスだよね・・・」

「そりゃそうよ・・・見せパンストックしとかなきゃ」


まあそんなこんなで僕とベルはその夜、ラブラブで結ばれたわけで、でもって

その後も僕の出世のため、この世界をワルワルい人間やワルワルい異星人から

この世界を守るため魔法のポインターを使って事件を解決し行くことになるのです。


スモモちゃん僕は恋人同士のなったからもう彼女にうかつに自分の星に帰ったら?

なんて言えなくなった。

たとえばスモモちゃんと喧嘩でもして彼女が「ニンフェット」っに帰っちゃったら

銀河の果てなんて遠すぎて遠距離恋愛なんてできないもんね。


とりあえず休憩。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

癒しのセクサドール。 猫野 尻尾 @amanotenshi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ