第2話 わんさか 賑やか

一昨日のことだ、近所でお祭りがあった。最近のお祭りは、ほとんど夏に行われないようで、近所のお祭りもほとんどが、9月か10月開催になってしまったものだ。ただ、最近の気温から考えると、当然のようにも感じる。アニメでよく見る、夏休みにお祭りという文化は無くなりつつあるのかもしれない。そんなこんなで、お祭りに行ってきた訳だが、やはりお祭り等の人混みは、あまり得意ではなく、なんと言えばいいのか、5段階評価で言うと2番目くらいの評価だった。そう、大嫌いという程ではないが、出来れば行きたくは無い程度の感じだ。私の偏見かもしれないが、祭り屋台の四天王は、焼きそば、ベビーカステラ、たこ焼き、ソース煎餅だと勝手に思っている。特に理由はないが近所だとこの4つは見かけることが多い、ちなみにソース煎餅は私が推薦した、ただの好物である。その好物を片手に友人と座れそうな場所を探してうろちょろしていると。いわゆる幼なじみという存在で、少し付き合いが長い人間と遭遇してしまった。その顔馴染みは、男女半々の4人グループで行動しているようで、1人は女、顔馴染み、もう2人は男で、1人は身長が高く私よりも高かったため、180以上と考えられる。もう1人は私より身長が低く、センター分けのチャラ臭いやつだ。こうゆう奴はパッと見で嫌いと判断してしまう自分がいた。偏見もいいところだが、鼻につく、イラッとしてしまう。それでも顔馴染みの知り合いという事で、一応愛想良く挨拶をしておいた。そんなこんなで、祭り屋台も2周ほど見渡したところで、これもお祭りあるあるだと思うのだが、暇だ、暇すぎる、一応お祭りには友人と来ていたが、それでも暇になってしまう。高校生という事で、お祭りを後にしてカラオケに行くことになった。カラオケというのは好き嫌いがお祭りより別れるもので、歌というコンテンツ自体、上手い、下手、好き、嫌い、が入り交じりをするというのに。そこに、個室時たものだ、さらに好き嫌いが別れる。まぁ、私はカラオケはかなり好きなのだが、面子による、本当に。こんなくだらないことを考えて、一日が終わるのも癪だが、時間は数少ない取り返しが効かない自称でもある、困ったものだ、そしてまた一日が終わる。

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捻くれ者の話 猪股喜生 @aganari____kotori

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