第16話


結局、呉羽家で夕飯を頂いて


20:00 家まで先輩が送ってくれる。


「ありがとうございました。」


「ん。また学校で」


そうして別れ、お風呂に入って部屋に戻ると


2日間一緒にいて、さっき別れたばかりだというのに


どうも会いたくなってしまう。


そう思ってる矢先、


「起きてる?」とメッセージが届く。


「起きてます。」


「明日、昼屋上」


「一緒に食べるってことですか?」


「ん。」


「了解です。お弁当作ってきましょうか?」


「ん。楽しみにしてる。」


「先輩の好きなウインナー入れますね。」


「ん。おやすみ。」


「おやすみなさい。」


こんなやりとりだけで、笑顔になってしまう。


そして下に降り、お弁当の準備を始める


チョロい笑眞なのであった。




”桃李先輩は離れていても、彼女を笑顔にする天才。”

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