第17話
「……どうしよう」
あの後なんとか平常心を意識して無事に帰宅した。けど、正直記憶があんまりない。変に思われずに過ごせたかな。
部屋のベットの上で現像した写真を並べて。やっぱりあの写真が、私の理想の写真だ。写真を見ているだけで顔が熱くなってくる。
うぅ、嬉しいけど複雑。こんな自覚の仕方って……。
「ようやく撮れたんだよって言ったら、喜んでくれるかな……」
つまみ上げた写真の中で彼は楽しそうに笑っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます