ご
第14話
写真を撮ったり、雪くんの絵を見たり。課題が終わらなくて雪くんに助けてもらったりしていると夏休みはいつの間にか終わっていた。早くない?
少し肌寒くなってきた頃、先生に頼まれてプリントを運んでいると、パシッと腕を取られた。
思わず持っていたプリントを落としそうになってムッとしながら振り向くと、そこにはジャージ姿の雪くんが。わ、レアだ。
「オイ、莉子」
「あ、雪くん!珍しいね、どうし」
「今度の休み、外行くぞ。9時に学校前集合で。遅刻すんなよ」
「う、うん!…………え?」
突然爆弾を落とした雪くんは一緒にいた男の子と体育館の方へ歩いていった。え?どういうこと?
びっくりして固まって。少しして予鈴の音が聞こえて慌ててもう一度歩き出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます