結交

「お邪魔しまーす……」


 タガの家の中はひどく雑然としていました。

 中は煤けたランプに照らされて薄明るくなっていましたが、部屋全体が見渡せるほどの明るさはなく、四隅のほうは影になっていてよくわかりません。

 一つだけある大きくて無骨なテーブルの上には魔法道具らしきものと何かの鉱石と植物の茎や葉がバラバラに散らばっていて、奥にある棚には本や鉱石がめちゃくちゃに置かれていました。そして棚から溢れて床の上に積み上げられた本と植木鉢の数々で、床は足の踏み場すら危うくなっていました。

 その危うい足の踏み場をタガは器用に踏み抜けて、ランプを机の上に置くとぶかぶかで変な模様の入った三角帽子と上着を奥のベッドの上に脱ぎ捨てました。


 私はしばらく玄関でその様子を見ながら立ち尽くしていましたが、「何やってンだィ、早く入って来な」と声をかけられて、やがて植木鉢や本の山に足を引っ掛けないように恐る恐る足を進めていきました。


 どこに落ち着いていいものかわからなかったので、無骨なテーブルの前にあった丸椅子に腰掛けてみました。テーブルの上にはよくわからない図面が広げてあって、見たこともない文字が並んでいました。


 タガは早くも夕食の支度を始めていました。といっても、その支度もすぐに終わってしまい、私はさっさと食事にありつくことができました。その食事というのが質素……というよりも貧素そのものだったからです。なんの飾り気もないふかし芋と、サラダと、灰色のスープ。

 村にいた頃に「魔族にやるメシなんてない」と家畜の餌をやられたことに比べたら大分魔族的にんげんてきな食卓ではあるけれど、もしかしてこれが毎食、それも毎日続くの? と思うと先が思いやられます。


 タガは食卓につくとせっせとふかし芋をかじりだしました。ここで私は何か大事なことを忘れていることに気づきました。


「ねえタガ、食前のお祈りはしないんですか?」


「アタシァユリウス教徒じゃねェし、っつゥかまず宗教自体が人間の発明品であって魔族のモンじゃないしねェ。魔族にァ魔法があるからそれで事足りちまうのさ」


「へえ、私の家はユリウス教徒でしたけどね。魔族にも色々あるんですね」


「まァ、人里に降りた奴らにァカムフラージュのために必要だったんだろォさ。ほら、祈るんなら勝手に祈ってな」


「はーい。天にまします我らが父よ、時の外なる至高の神よ──」



 ◇◇◇



 翌朝、私はタガより早く目覚めてしまいました。

 窓の方を見やると、朝日がキラキラと差し込んで、部屋中に舞うホコリをぴかぴかと光らせています。その光が大地震の後みたいに散らかったこの家にも少しの生命力を注ぎ込んでくれているみたいでした。


 私はすぐに台所に向かいます。今日からこの家の食事を作ることになったからです。


 理由を話すと、要するにタガのご飯がまずかったんです。ほんっとうに美味しくなかったんです。特に灰色のスープは土みたいな味がして食べられたものじゃありませんでした。聞けば、塩すら振らずに何の味付けもしていないそうじゃないの!

 こんなもの食べてられない、とタガに伝えると、彼女は呆れ顔でそっぽを向いてこう言いました。


「人間ァ贅沢言うよねェ。食えりゃァ何でもいいだろォにさァ。ただの栄養の補給に感情を左右されてちゃァ生きてける気がしないねェ」


「だから、今の私は生きてける気がしてないんです! 大事なことなんです!」


「だったらグマルタ、アンタが作るこったね。アタシァ何でも良いからさァ」


「わかりました。あなたの土味のスープよりよっぽど美味しいものを作ってやりますから!」


 こういう経緯で私が食事担当になったのでした。

 昨日のサラダに入っていた細長い香草や白い葉っぱはきっとスープにしたほうが美味しく食べられるはず。まずは刻んで、それから煮込んで塩を振って──あれ、塩は?


「タガ、塩って無いですか?」


「あァ? 塩なら……えっとどこにやったっけねェ……あァあった、これだ」と言って寝起きのタガが取り出したのは白とピンクが混じった鉱石、すなわち岩塩でした。


「言っとくけどこれァ魔術に使うためのモンだぜ。まさか食事に使おうってンじゃァないだろォね?」


「そのまさかですよ。どうやら本当に食事に塩を使うという発想がないんですね。魔族ってそこまで味覚が退化してるんですか」と呆れながら、私はタガの手から岩塩を奪ってナイフで削り始めました。


「アタシらが退化っつゥか、アンタら人間がおかしな方向に進化しすぎたんだろォさ」とタガは悪態をつきます。






 私の作った朝ご飯を食べて一言、「まァ、変わンねェな」とタガは言いました。


「ひっどーい! 確かにあまりおいしくはできませんでしたよ、でも昨日のとは断然違うと思うんですけど!?」


「そうかィ? 悪りィねェ、魔族の味覚ァかなり鈍感らしいわ」


 本当に魔族の味覚が鈍感なのだとしても、私の努力が無碍にされてるみたいでとても悔しく思いました。

 だからここにいる間にもっと腕を磨いて、きっとタガの口からおいしいって言わせてみせよう、と心に決めました。






 朝食を終えて日も高くなった頃、私はタガに尋ねます。


「ねぇタガ、私、魔法を教わりたいです」


 やはり私は魔法をもっと使えるようになりたい。魔法使いになりたい。そんな気持ちがありました。

 私の言葉を聞くなり、タガは「はァ?」と気の抜けた声を上げました。


「アンタ、魔法教育に何年かかると思ってンだィ?」


「……えっと、五年ぐらい?」


「五十年。それも基本の『き』を教えるだけで、だ」


「ごっ、五十年!?」


 あまりに気が遠くなるような数字を突き出されて、頭がくらくらしてきました。そんなに時間が経ったら私おばあちゃんになっちゃうじゃん!

 しかも基本の「き」だけで五十年って、全部網羅しようと思ったら一生かかっても終わらないんじゃないの!?


「当たり前だ、魔法学の勉強に終わりァ無い。魔族の歴史は一万年以上ミッチリ記録に残ってンだぜ? 人間共のたかだか千年ちょっとの歴史たァ訳が違う。その先魔せんじん達の積み重ねを出来る限り知っててもらわねェと困るんだよ……まァ、アタシならその五十年かかンのを十年で終わらせてやれるがね。アタシァ魔法教育が専門なんだ」


「じゅっ、十年……」


 圧倒的に短くなったとはいえ、やはり今の私にとっては遥か先を指しています。


「アタシとしちゃァ、自分の教育理論を試す良い機会だ。アンタを魔族として教育してやるこたァ吝かじゃねェ……が、同時にアンタァ人間でもある。厄介事になンねェうちに人里に帰そうとも思ってンだ」


「人里に帰すのは困ります、私、人間の世界には行き場がないんですもん!」


「そうは言ったってねェ……」


 タガは顎に手を当てながら何か考えている素振りでしたが、しばらくすると何か思いついたふうで私の方を向きました。


「よし、決めた。アタシァアンタに魔法を教える」


「本当!?」


「ただし、アタシが少しでも見込みがないと思ったらアンタをこの森から出す。いいねェ?」


 タガが見込みがないと判断すれば私は人間の世界に帰される。要するに才能があるか無いかで判断されるのでしょうか。もし私に才能が無かったら。


 ……いや、ここで弱気になってはいけません。才能が無ければ努力で何とかする。やってやると決めましたから。


「……いいでしょう。これからよろしくお願いします、タガ」






 私たちは本を持って明るい屋外に出ました。

 森の緑は陽に照らされてよく映えて、私の目を突き刺そうとするかのようにぴかぴか輝いていました。遠くで鳥がさえずっているのが響いてきて、のどかな気持ちになります。


 外に出た理由について、家の中ではとてもとは言わないけれど授業ができないから、とタガは言いますが、私はあの様子じゃとてもできないと思いますけどね。


「さて、魔族となるからにァ魔法学ァ避けて通れねェ道だ。その前に一つ言っておこう。昨日の夕飯のときにもチロッと触れたと思うが、魔族にとっての魔法ァ人間にとっての宗教と同じだ。っつゥわけでグマルタ、アンタにァこれから魔法教徒になってもらわなきゃァいけない」


「ま、魔法教……? どういうこと? 私、ユリウス教徒なんですけど……」


「まァものの喩えさ。別にアンタの宗旨はそれとして持っててもらって構わないよ。要するに魔族になるにァ魔法を信じることから、っつゥこった」


 魔法を信じる、という言葉がイマイチピンときていない私に、タガは続けて説明します。


「いいかィ、魔法っつゥなァ世界のルールそのものだ。なんで太陽が東から出て西に沈むか、なんで風が吹くのか、なんでアタシら生き物ァ呼吸して心臓を動かしながら生きてられンのか、生きてて不思議なこたァ尽きない。そうだろォ?」


「……そうですね。ユリウス教では全て善神グノステルと悪神フェルスの御業として説明してます」


「その不思議を全部ひっくるめて魔法っつンだ。そしてその不思議を解き明かすことがアタシら魔族の永遠の目標なのさ。

 そして、その不思議を応用して普通じゃできねェことをできるようにするのが、魔術っつゥモンだ。魔族の中でも魔術の研究を専門にしてる奴のことを魔術師っつって、さっき言った世界の不思議を解明しようとする魔法学者と区別する。ちなみにアタシァ魔術師だ、本当は魔法学者になりたかったんだがねェ」


「じゃあ私がイメージしてた魔法って、魔術のことだったんですね」


「非魔族が想像すンなァ大体そうさねェ。だが、いいかィ、魔術の勉強がしたいからって魔法学の勉強をしなくていい理由にはならねェ。魔法について、そして魔法と共に生きてきた我々魔族の歴史と習慣についてしっかり学ばなけりゃァ、魔術師としてすら三流以下だ。覚悟しなよォ?」




 ◇◇◇




「……てんでダメじゃねェか!」


 タガのところに来てから一年が過ぎようとしています。今のところ追い出されてはいないから、何とかタガの魔法学の教授にはついていけているようです。


 でも、今回は全くわかりません。古代魔族語の勉強です。人語イグリア語とは何もかもが違うから、全然勝手がわからないんです。


「ごっ、ごめんなさい! 何とかちゃんとやりますから、追い出すのだけは……!」


「ったくよォ……」と眉間にシワを寄せたタガは顎に手をやって何か考えていましたが、やがておもむろに私の手を取りました。


「決めた。アンタを森の外に連れてく。ちったァ頭冷やしな」


「えっ……!?」




 それからはもう一瞬でした。気づいたら目隠しをされ、気づいたら森の外に飛ばされていたんです。

 これが魔術かあ……と感嘆している場合ではありません。何とかしてタガの家に帰らなくては。だって、私の居場所はあそこしかないから。


 外は真っ昼間でしたが曇り空で、暑くも寒くも感じない微妙な天気でした。湿った風がびょうと吹いて木々の枝葉を鳴らし、雨の予感を感じさせました。


 薄暗い森の中を無闇に突っ切ろうとしても、さっきと同じところに出てきて、堂々巡りになってしまいます。魔術で細工がしてあるんです。これは一体どうすれば……。


 私は魔術を学んでいません。魔術の勉強はまだ早いと止められているんです。だから魔術の仕組みは全然わからないし、説明されたところできっとちんぷんかんぷんでしょう。


 どうすればいいのかわからなくて呆然と立ち尽くしていた私は、ふとある違和感に気づきます。

 曇り空のせいでわかりにくいですが、木の影のできる向きが一部分だけ少し違うんです。


 ふと気になってその木のもとに駆け寄ってみたものの、影はいつの間にか周りと同じようにできていました。でも離れてみると、やっぱり影の向きがちょっとだけ違います。これがきっと魔術の細工なのでしょう。

 じゃあ、影の違っている部分が入り口かも。そう思って影の向きがおかしかったところに入ってみると、今までとは木の並びが違います。


 そうか。こうやって入っていけばいいんだ。


 意外にもあっさりとコツを掴んだ私は三十分も経たずにタガの家の目の前まで辿り着いてしまいました。


「……よく帰ってこれたねェ。まァ、帰ってこれるたァ思ってたけどさァ」とさっきと変わらず不機嫌そうな顔のタガ。しかしさっきまでの力強い目ではなく、むしろ少し力を落としたような目つきでした。


「アタシァアンタのことになると少し感情的になりすぎるらしい。魔族らしくも無ェ……」と独りごちるかのように呟いて、タガはやがて「……ごめんなァ?」と謝りました。


「アンタの作る飯が無ェと、なんつゥか、物足りねェわ……ほら、さっさと昼食を作っておくれ」


「タガ……!」


 私はまだ必要とされている。ここにいて良いんだ。そう思うと嬉しくて、小さく呟いてしまいます。


《タガ、大好きですラハマ・ナ・レへ


 古代魔族語の勉強も苦しいことばかりじゃありませんでした。一番楽しかったのは、お母さんが言っていた呪文の意味が分かるようになったことです。ラハマ・ナ・レへはとても好きな人に対して使う言葉だったことがわかりました。


 今の呟きが聞こえたのか、タガは「あァ……?」と声を上げてこちらを見ましたが、私は何も言ってないふりをして昼食の支度を始めてしまうのでした。




 ◇◇◇




 「……つゥわけだ。じゃあ復習しよう、ハルギンティア魔王国の政体の特徴はどんなモンだったかねェ?」


 タガのところに来てから二年が過ぎようとしています。


「ねぇ〜タガ〜、私そろそろ魔術がやりたいんですけど〜」


 わかっていたことだけど、魔法学の勉強は終わりがなくて辛いです。覚えなきゃいけないことが多すぎて、新しいことを覚えたらこの前習ったことを忘れて、また新しく習い直したらさっき覚えたことを忘れて、の繰り返しです。


「アタシが訊いてンだ、質問に答えな。もう一度言うよ、ハルギンティア魔王国の政体はどんなだィ?」


「……西方魔法学会の三準則に基づいて東方世界に初めて作られた国家だから、三準則に厳格に作られている。即ち、魔王と魔法使い達が合同して初めて互いの権力を行使できること、魔術師の魔法学会への参加の承認、大魔法院の設置によって特徴づけられる」


「じゃァそのハルギンティア魔王国がどのように崩壊したか、順を追って説明してみな」


「アルタヴィア王国と組んだネレッサル朝東ハルギンティア王国が勢力を盛り返して領土を脅かしたことで国体が危うくなり、951年のブトゥーラーターの乱を始めとする相次ぐ非魔族たちの反乱が起き、魔王は魔法使いとの利害が一致せず互いに反目し合った上、魔法学会と大魔法院の権限が共に弱く魔王バーバー2世の暴走を止められなかったことで959年に崩壊した」


「ふゥン、よろしい」


「……ねぇタガ、聞いてました? 私、魔術がやりたいんですけど」


 私がそう言うと、伏せられていたタガの目はギロリと開かれてこちらを見つめました。


「はァ? まだだ、我慢しな。今ンところァ順調なペースで進んでンだから、焦ンないことだよ」


「流石にもう二年になるんですよ? ずっと座って本読んで勉強するのも疲れたし、何より呪文として唱えないとせっかく話せるようになった古代魔族語を忘れちゃいます」


 そう言って私は《タガのケチ》や《意地悪》なんて古代魔族語で悪態をついてみます。するとタガはやれやれと言いたげな顔でため息をついて、やがて言いました。


「……まァいいか。たまにァ実践してみンのも悪かねェ。外に出な、杖を忘れンなよ」


「本当!? やったぁあ!」


 タガは意外にもあっさりと許可してくれました。喜びのあまり私は飛び跳ねてしまうのが抑えられません。しまいにはタガに飛びついてしまいました。


「タガ、《大好きですラハマ・ナ・レへ》!!」


 飛びついてきた私に離れろと言わんばかりに、タガは私の額をコツンと叩きました。


「痛っ……」


「わかったから、さっさと外に出なァ?」


 不貞腐れながら外に出てみると、初めて魔法学を習った日を思い出すような晴れ渡った空。今出なければ勿体ないぞと言っているかのような綺麗な快晴でした。ご機嫌な私は空に向かって手を伸ばしたり、こんにちは、と叫んだりしました。


「さて、アンタ、一応魔術が使えたねェ」と言いながら杖を持ったタガが家の扉から出てきます。


「えっ……?」


 私は何のことだか見当がつかずぼけっとしてしまいます。


「ホラァ、初めて会った時に使った《話を聞けシュマー》だよ。それからさっきの《大好きだラハマ・ナ・レへ》もそうさねェ」


「あ、あれはお母さんがよく言ってたから私も言ってみただけで……あれで魔術として効果があったんですか?」


「大アリさ。あの魔術ァ見る、聞くといった認識より前のところに影響を及ぼす。この認識より前にあるものを何つったか覚えてるかィ?」


「魂?」


「そうだ。魂ァ魂によってしか捉えられない。だからアンタの魂がアタシの魂を捉えたとき、伝えたい言葉を唱えれば魔術として発動し、相手の魂に伝わンのさ」


「その、魂を捉える、ってどうやるんですか?」


「あン時ァ出来てただろォ? あの通りにやってみりゃァいいのさ」


「何それ……ええっと、《話を聞いてシュマー》!」


 とりあえず言ってみたけれど、手応えがありません。タガの顔を見ても、やっぱり効果はないみたいでした。


「違う違う。ただ言うだけじゃァダメなのさ。ちゃんと相手に伝えようと思わねェと、相手の魂ァ捉えられねェ。いつでもどこでも誰にでも通じる便利な呪文なんざァ魔術の世界にァ無いぜ?」


「ええいっ、お願い、《話を聞いてシュマー》!《聞いてってばシュマー》!《聞いてよシュマー》!!」


「カッハハハハハ、闇雲にやったっておんなじさ。いいかィグマルタ、コツを教えるとすンなら、伝えたいって思いだけじゃァ伝わらないんだぜ。問題ァアンタがどれだけ相手に近づけるか、合わせられるかだ」


 そう言ってタガは私にちょっとしたコツを教えました。まず余計な気持ちを追い払って心を静かにした上で、相手の心に自分のメッセージが彫られていくようなイメージを持つ。


「……えぇっと、こ、こうかな……《話を聞いてシュマー》!」


「……ッ!! 上手いじゃねェか、よく出来たねェ」 


 なるほど魔術を実践してみると、確かに魔法学の勉強とはまた違った難しさがあります。

 でも、私にとっては魔法学以上に楽しいかもしれません。日々の楽しみが一つ増えて、私は嬉しくなりました。

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