第29話 帝国ケブラーと魔王ザルガバース軍の戦争

英雄サムソンの力を得た智紀達。

いよいよ、帝国ゲブラーと魔王ザルガバース軍団の戦争の火蓋が切って落とされる。


智紀、光、蘭、蓮羽、史郎、チビノアのチームは地上戦に参戦する。

星哉、加奈子、小夜、黒沢の英雄の融合者たちはケブラー城に配置された。

女神アテーナイエは、護衛と共に船ビナーで水上から迎え撃つ。


ゲブラーの街の門前の氷が張る、ツンドラの地で、魔王ザルガバースの何万といえる軍団が押し寄せてきた。

ゲブラー兵も何万と迎え撃つ。


大勢の割れるような凱歌が響く。


戦争が始まった。


智紀は、ゲブラーの兵と共に走り出すと、剣で参戦する!!


「新・真向斬り!!」

智紀が剣を下すと、閃光でザルガバースの軍団が次々となぎ倒される。


蘭が銃でザルガバースの軍団に打ち込む。

ザルガバースの軍団はすでに死んでいる兵士を盾に身を守っている。


そこに蓮羽が上空からジャンプ斬りで切り込む。


帝国ゲブラー軍が優勢と見えたその時。


敵、味方両方の軍を飲みこむほどの竜巻が起こる。

硬い氷塊を交えたそのハリケーンは次々人々を巻き込んでいる。


竜巻の中心に竜巻を起こしているその人がいた。

ゲブラー兵が叫んだ。

「あれは…魔王ザルガバース軍団の四天王、紅一点のリリスだ!!」

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