第8話

『 2日に一度はここにいるんだね。

じゃあ、僕もそうしようかな。

ユウミが居れば退屈しないし。

晩酌が良い発散になる。ストレス社会の。 』



爽やかな笑顔で、そう言ったリョウジ。


これは私の勘だけど、この人にも色々ある。

爽やかなイケメンのフリーターさん。

きっと、何か事情があるのだろう。


勝手に親近感を覚えてしまい、

たった1時間ちょっとで仲良くなった。



「 うん。おいでよ!

不甲斐ない社会について2人で語ろうよ。 」



そう私が言ったら

やっぱり小説家に向いてるよ!って

リョウジはクスクス笑った。

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