休憩〜登場人物紹介〜
・佐倉颯斗(さくら はやと):本作の男主人公
X芸術大学音楽学部声楽科に通う2年生。パートはテナー。
物心ついた時から、金木犀に埋もれる不思議な夢を見る。
幼い時にアルト歌手の母を失い、その面影を辿るように音楽の世界へ飛び込んだ。
少々内気ではあるが、人格者と実力者双方としての人望がある。顔が端正。
好きなものは音楽・シュークリーム、苦手なものはスポーツ。
・四宮冬弥(しのみや とうや)
佐倉の同級生であり、佐倉を唯一の友人とする。パートはテナー。
入学試験で試験官を泣かせ、「涙の入試」の伝説を作った実力者。天才。
母はピアニスト、父は著名な指揮者という粒揃いの音楽一家。美男子家系。
ピアノの他、バイオリン、サックス、オーボエ、チェロが演奏できる。
歌以外はてんで駄目なところがあるものの、佐倉と少しずつできることを増やしている。
好きなものは読書・栗羊羹、苦手なものは人付き合い・紅茶
・鈴瀬叶歩(すずせ かほ)
佐倉と同級生で、歌だけでなく指揮も担当する。パートはソプラノ。
伴奏もできて、実を言うと指揮より歌と伴奏に力を入れたいと思っている。
基本自分は他人に興味を持たれる対象ではないと卑下するが、歌う時になると豹変する。
妹と弟が一人ずつおり、交友関係でも長女気質を発揮している。
好きなものはハリネズミ・プリン、苦手なものは辛い食べ物・ホラー映画
・芹澤燈(せりさわ あかり):本作の女主人公
佐倉と同じ大学の美術学部絵画科に通う3年生。専攻は油画。
本当は音楽学部の器楽科志望だったが事情があって美術学部に変更。
得意なのは油彩だが、描きたいのは水彩。ちぐはぐな選択をさせられてきたことが多い。
基本ベースはおっとりとしていて、園田からは「不思議ちゃん」と呼ばれることもある。
好きなものは水族館・桃・フルート、苦手なものは数字。
・園田光喜(そのだ みつき)
芹澤の中学時代からの同級生で、同じ絵画科。専攻は日本画。
何かと苦労の多い芹澤を影で支える、芹澤の兄的存在。
自称「着物が似合う日本絵師」より、大学での普段の服装は和装。
狐系の糸目で気さくで飄々としているが、意外と抜け目がなく計算高い一面をもつ。
好きなものは料理・塩パン、苦手なものは理屈っぽい理不尽。
※徐々に増えていきます。わからなくなったときにはぜひ立ち寄ってください。
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