第8話

「シン、どうする? 突撃するか?」


「そんなことできるかよ。だいいちユウに迷惑かかんだろ」


「それもそうだな。陰に隠れて待つか」


「だな」


2人は、体育館の裏に隠れて待つことにした。

どれくらいで終わるのかもわからず、じっと、しかしドキドキしながら…。


やっと会える…シンの胸は高鳴っていた。


純粋に楽しみだった。

しかし同時に、何を話したらいいのか必死に考えていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る