余談 「原作と違うところ」
(※ 「こんなもん書く暇あったら本編書けや」との指摘は、全面的に正しい!)
本作は、いわゆる「
勿論、滝沢馬琴が著した原作は大変素晴らしいのです。ただ、自分で書いた部分が本当に酷い。
ネタでやっているとはいえ、こんなキテレツな話になるとは思いも寄りませんでした。本当にごめんなさい。
以下、その魅力を伝える意味も込めて、原作との違いを箇条書きにしてみます。
※ ※ ※ ※ ※ ※
● シノ →
● バンサク・ネコヅカ →
● ヒキロク・ヤヤ・ヤマ →
● ヨシロー →
● モチウジ・アシカガ →
● ヌカスケ →
● シャープブレード・ムラサメマル →
原作中に、刀を鍛えた刀工の名は出て来ない。なので勝手に、「SUKEHIRO」という武器製造メーカーが作った、という設定。
露のしたたるような刀身で、斬ると水気がほとばしる──とかいうんだけど、多分よほどの条件が揃わないと無理。(冷凍庫で冷やしてから外に出す、とか)きっと冷媒が入っているから冷たいんだと思う。
※ ※ ※ ※ ※ ※
かなりさらっと触れた程度ですが、この箇条書きからも、原作の雰囲気がお解り頂けるかと思います。
まあ、原作が書かれたのは江戸時代ですし、読んだのも江戸庶民。
時代設定は戦国時代で、当時の江戸っ子が考える「戦国武士へのファンタジー」、あるいは「理想化された武士像」みたいなものがベースになっているのでしょう。
だからまあ、簡単に人は死ぬわ、自〇はするわ、ペットは殺すわで、かなりの凄まじさがあります。
そう考えてみると、この「八猫伝」がキテレツな方向へ行ったのは、
ひとえに、滝沢馬琴大先生に責任があるのではないか?
──と、責任転嫁をして、無駄話を終りたいと思います。
※ 追伸
八犬伝は八人の主なキャラクターが出て来る話ですので、次回から別のキャラが登場します。勿論、シノとも関わりますが、そういう話だと思って下さい。
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