第16話

* * *




「…ん、…っ!?」



目が覚めて1番に見慣れない天井が目に入って飛び起きた。


部屋を見渡してやっと納得。


再びベッドに横になる。


ここが颯の家だってこと、すっかり忘れてた。



「はあ…」



ちょっと疲れてるのかな…。


ずっと横になっていたい気もするけど、今日は学校に行く日だからそろそろ起きないと。


そう思い、ベッドから下りて制服に着替え、部屋から出る。

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