第20話

「こんにちは、達馬さん」



入ってきたのは高校生くらいの男4人。


髪色がカラフルで、いかにもやんちゃしてますって感じの男達。


最初に口を開いたのはその中でも一番まともそうなダークブラウンの男。



「おぉ、今日はちょっと遅かったな」


「いろいろあったんで」



ダークブラウンが達馬さんと話をしている間に他の3人はそれぞれ席に座っていく。


パチリ。


落ち着いた金髪と目が合う。



「お前、誰」



その言葉に、この場にいる全員の視線が集まる。

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