金髪の言葉で初めて私に気付いた他3人は、それぞれ違う顔を見せた。

ダークブラウンもとい焦げ茶の男は少し驚いた顔。

ミルクティー色の可愛い男は…なんか顔引きつってる。

赤メッシュにいたってはすごく嫌そうな顔。

「そいつは客だ」

…今この人客をそいつ呼ばわりしたんですけど。

ほんとに口悪いな。

「…もしかして、昨日来てたのもこの子ですか？」

「ああ」

どうやらこの人達は昨日私が帰った後に来ていたらしい。

「おい、お前。なんでここにいんだよ」

赤メッシュが睨んでくる。

いやいや、ちょっと待って。

「なんでって、お店にいちゃいけないの？」

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