第8話 藍さん

タクシーで移動していると紅さんはユリとユカさんも乗せてきた

コウさんものっている

女の色気がプンプンだ、そう言えば運転手も女性だ

紅さんが言う


「実は運転手もマスターの忠実なる部下、藍です」

「そうですか?」


運転手の女性はキッチリとした服装をしている

何より手に付けた白いドライバー手袋が様になっている

眼鏡をかけたクールビューティーだ


「マスター、この世界でもお会いできたのは光景です」

「はい」

「前世ではドラゴンや地竜を操ってマスターを乗せていたのですが、、、」

「はあ」

「今はこのたくしいだけというのが不便でありません」

「はあ?」

「大型免許や船舶免許、航空免許を取るために必死になっております、、、」

「すみません、ご苦労をかけます」

「必ずやこの世界でもマスターをありとあらゆる世界の果てまでお迎えします」


「よく解りませんが、ありがとうございます」


クレナイさんはクレナイさんでスマホでスレインさんと連絡してるようだった

「マスターの自宅が危ない可能性?」

コウさんが割って入る

「念の為にマスターの自宅も調べたっんですけど、まだ、変な魔法とか爆薬は仕掛けられていなかったッス!!」

「ふむ、コウが言うなら間違い無いと思うが」


そして、本社についた


クレナイさんは皆を幹部しか乗れないエレベーターに乗せる

どうやら、顔認証か虹彩認識もやってるみたいだ


「マスターこちらに」

「ハイ」


そう言ってなされるままに移動していると

どう見てもうちの会社と違う空気の階についた


豪華な調度品、絨毯の引かれた廊下

なんでメイドさんまでいるの?


「おかえりなさいませ、我がマスター」

「はい、ただいまです」

「マスター、会議室でスレイン殿がおまちです、急ぎましょう」

「はい、そうします」


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