第3話 崇礼院
俺がヘタって何が起こったのかさっぱりわからない
ただ、トイレで羽賀の首のない死体、クナイを持っている紅さん
あたり一面の血と
どう考えても普通じゃないじゃないか!!
と、そこに一人の女性がやってくる
年齢不詳、謎の魔美女と言われる崇礼院部長、
変わった名前だがこの会社でもカミソリ女と言われる切れ者だ
何人か部下も連れてきてる、みんな女性だ
「やりすぎよ、クレナイ」
「申し訳ありません、なるべく目立たにようにと考えてましたが」
「首を締めるなど目立たない方法もあるわ、、、」
「そこまで考えが回りませんでした、マスターを守るのが私の使命なので」
「まあいいわ、後始末は彼女たちの仕事、現場を正常化しろ!!」
そういうや崇礼院の部下が現場を片付け始める
紅さんが崇礼院に尋ねる
「遺体はどうします?」
「彼はアメリカに行くことが決まっていたわね、とりあえず首をつなげて」
「ハッ!!」
そういうや、紅さんは羽賀の頭を荷物のように持ち上げ彼の胴体にくっつける
崇礼院は何か呪文を唱えた、すると羽賀は起き上がった
えええええええ?
俺が驚いていると紅さんが答える
「崇礼院さま、いや、スレインさまはあなたの側近の一人だったんですよ?」
「側近!?」
「そして、ネクロマンサーでもあります」
羽賀はスレインに尋ねる
「私はどうしたのですか?」
「お前は羽賀だ、そして、もうすぐアメリカ出張だ、そう行動すれば良い」
「わかりました」
ふらふらとトイレから羽賀は出ていった
クレナイがスレインに尋ねる
「良いのですか?」
「20日ぐらいは動くだろう、アメリカで行方不明にさせる
旅先で人がいなくなるのはよくある事よ」
そしてトイレはいつの間にか元の状態になっている
崇礼院部長が私の前でひざまづく
「このスレイン、マスターに刺客を近づけたのは申し訳ありません」
おいおい、なんで部長が平社員に誤ってるんだよ!!
クレナイもヒザマづく
「マスターのご洋服を汚して申し訳ありません、着替えも用意してあります
なんでしたら、私がお着替えを手伝いましょうか?」
「それは自分で出来ますから、、、」
スレインが暫し考えて言う
「12刺客の一人が来ていたという事は他の刺客も動いている可能性があるわね」
クレナイ
「おそらくは警護レベルを上げる必要があるかと」
「ウム、マスターよクレナイをあなたの自宅に住まわせます、よろしいですか?」
「はい?」
えええええええええ!!それって同棲じゃないか!!
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