第4話 帰宅

その日は電車に乗って自分の住んでるマンション、いやアパートと言うか

中途半端な自宅に帰る事になった


ただ、変わっているのは紅さんが隣にいる事だった


「マスターご注意を12刺客でもハウガーは最弱と言われてました、

他の刺客はもっと最強です」


「言葉の意味が解りませんが」


自宅近くの駅で降りた後

紅さんが尋ねる

「ところで夕食はどうします?」

「そこの牛丼屋で済ませようと」

「危険ですね?」

「ハイ?」


「牛丼屋の店員に刺客が化けている可能性もあります」


おいおい、ちょっと疑い深いだろ


「あそこのスーパーで食材を調達します、毒見は私がしますので大丈夫です」


なんだ、その毒見って!!


自宅についたと思ったら、紅さんは両方の隣のチャイムを押す

「ユリ、ユカ、いるのだろう、出てきなさい」


ちょっとまて?この部屋の隣は女子大生が住んでる筈だ?


すると二人のJDが出てきた


「マスター、私はユリ・ガイルです」

「同じく私はユカ・ガイルです」


どういう事?


紅さんが説明する

「この二人は私の部下です、もっとも見習いレベルですが、万が一を考えて

このマンションに住まわせてました」

「はあ?」

「今日、我がマスターに刺客が現れた、私が退治したが警戒レベルを上げる必要がある」

ユリとユカは驚く

「そんな事があったのですか?」

「ああ、自宅も危ない可能性が出てきた、もっとも、ここは結界で守られているが

それでもそれが破られる可能性がある」


結界ってナニソレと自分がふらふらしていると


紅さんが言う「これから、私はマスターの24時間警護にあたる、私の眠っている間はユリ、ユカお前たちに任せる」


「ありがたき幸せ、まさか私達、未熟者にそんな大役を」


「とりあえず、これから食事会を行うお前たちも手伝え」

「かしこまりました!!」


わけがわからないよ、、、、

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