第2話「それは、恐ろしい怪物だった。」
『ふははは…ギャハハハハ!!!』
悪魔の声は次第に強さを増していく。これは距離の話ではない。怪物はひょいっと軽々しくジャンプをすると、けたたましい音を立てながら着地をする。すると、方向を変えて青年の目の前にそのおぞましい顔を見せていた。
警察隊「「うわぁぁぁ!!」」
青年は必死に女性を守っていた。着地した際に飛び散った破片に押し潰され、血を流しながら、動かない彼女を庇っているのだ。だが、近くでそれを見ていたはずの警察隊達は、彼のことを…彼の守っている彼女を、見捨てて逃げ出していた。
青年「くそっ…体が潰されて動かせない…ん?」
悪魔の笑い声の中から、何かぶくぶくという音が聞こえる。そのとき、今度はジュウと焼けるような音が聞こえてくると、建物の破片に潰された彼の下半身が、地面についた手のひらが、急に痛みに襲われ始めた。
青年「なんだ?これ…」
痛みに悶絶するでもなく、青年は自分の手のひらを凝視した。手には化け物の口から溢れていた黒い液が付着し、手の肉を溶かし続けている。
『どうだ?苦しいか?なぁ?なぁ!!?』
後ろから怪物の声が聞こえてくる。青年が顔を後ろに向けると、上の方から黒色の液体を垂らしながら、怪物は頭を横に向けて青年の方を凝視していた。目は彼のから2,3mぐらいすぐそこに置かれ、ギョロギョロと見つめてきている。
青年「おまえ…まともに喋れたんだな。」
『俺への感想は聞いてねぇ!!!苦しいだろ!?つってんの!!!』
少しガラガラとした声で怒鳴りつけたからか、つばを飛ばすように怪物の口周りの当たりには液体がバラ撒かれていた。
青年「いや、なんでそんなこと聞くんだよ。」
顔を少し傾け、手についた液体を服の背中で拭き取りながら、自身が今この瞬間に思った疑問を口にだした。
『だーかーら!!体溶けて苦しいだろ!?そうなんだろ!?って聞いてんだろうが!!!なんでてめぇが質問してんだぁ!!?あ!?』
青年「痛いに決まってるだろ!!?だからなんでそんなこと聞いてんの!?って聞いるんでしょうが!!!」
『真似すんなや!!!!!』
お互いがお互いに興奮状態なのか、はたまた冷静なのかは知らないが、馬鹿みたいに大きい声でお互いに怒鳴りあっていると、青年の前の方からジュウ…という何かが溶ける音が聞こえてきていた。
青年「ん?」『ん?』
怪物と青年は、その音の方へと顔をスッと、目玉をギョロリと向けた。するとそこには、女性が足からとけ始めていた。その女性は一切の行動をすることはなく、ただ両手を祈るように握りしめ、下を俯いている。溶け出した血肉は黒い液体に混ざって、青年の方へと流れてくる。
『ちぇっ…どいつもこいつも反応が悪ぃな…まあ俺はてめぇらを殺せりゃどうでも良いが……あん!?』
怪物が青年の方へと目を向けると、彼は背中から溶け落ちたのか、上半身と下半身が離ればなれになっいた。だというのに、彼はその状態で彼女の方へと向かって這い寄っている。
『てめぇ…どうなってやがる!?』
青年「ごめん。俺今はお前に構えないんだよ。」
たちまち彼の体は傷ついた箇所からグロテスクに、肉塊が増殖するように元に戻っていいく。一瞬のうちにそれはおこり、怪物が酷く困惑していると、その間に彼女の方へと裸足で、下半身裸で向かっていた。
『ちょっ、まて!おい!逃げてんじゃねぇぞ!』
怪物はすぐにいくつもの足をムカデのように動かす。俊敏な動きで、1秒も満たないうちに怪物の射程圏内まで近付いていた。
青年「やべ…これまずいかも…」
怪物は反応が遅れてはいたが、その体の一歩は大きく、前足で彼とその近くにいた彼女を同時に踏み潰してしまった!…はずだった。
青年「は!?」 『は!?』
彼の前足は振りかざそうとした瞬間に、切り落とされていた。鋭い風切り音のあとに足がボトリと地面に落ちた瞬間、それを皮切りに、他の足もどんどんと切り落とされていく。
『何が起きてんだ!?』
そのうちに青年は、何がなんだかわからないまま下半身裸で女性の体を両手で触りながら持ち上げ、裸足で瓦礫の上を走っていった。ついに、後ろからドゴオオオンと地鳴りのような音が響くのが聞こえた。後ろを振り向けば、何かをわめきながら地面に腹をついた怪物の様子が見える。
『おいクソ野郎!てめえの仕業か!?』
青年の方を見て大きな声で騒ぎ立てている。先ほどまで、あの恐ろしい笑い声を上げていた怪物とは思えないほど、追い詰められていた。残っているのは気持ちの悪い不快感を感じさせる見た目だけだろうか?だが、そんなのだとしても、すぐに切り落とされた腕はまた生え始めているようで、すぐさま怪物は自分の体を起こした。
『今度こそぶっ殺してやる!!』
青年はこれと言って何もしていないが、それでも怪物の怒りの矛先は彼の方へと向けられていた。何がそこまで警察隊嫌いにさせるのかは、子供のときから警察隊に憧れ、今それになろうとしている彼には、わからないことであろう。
青年「まずい…絶対追いつかれる…」
怪物はまだ何かを喚きながら、ドタドタと大きな足音を立てて、ムカデのように這い寄っている。あと数秒もすれば、青年と女性は押し潰される。青年は何度潰されようと問題ないかもしれないが、女性はそうとはいかないのだ。彼は女性を地面に置き、化け物の方へと走っていく。
『ようやく腹括りやがったか!!ぶっ潰してやらぁ!!!』
青年「何回でもやってみせろ!」
怪物はようやく自分のしたいことができそうになったからか、少し嬉しそうに、テンションをあからさまに上げながら、その速度を更に上げる。青年も、覚悟を決めたように速度を上げる。
怪物と青年のすぐそばまで近付くと、怪物の体は青年の真上に陣取り、青年は腹の下に自分から潜り込んだ。怪物の巨体は、青年へと落ちていった。
ぐしゃっと鈍い音がする。その音に聞いて、怪物はニンマリと笑い体を上に上げた。すると、腹の下から誰かが叫ぶ声が聞こえてくる。
青年「おい!まだ生きてんぞ!」
『はっ!?…ちっ、頭が潰れなかったか…』
怪物は機嫌を悪くし、苛立ちながらまた体を下に落とす…すると、またぐしゃりと嫌な音が聞こえ、怪物はそっと体を上に上げる。そして…またその声が聞こえたのだ。
青年「生きてんぞ!!!」
『てめぇ!しぶてぇぞ!!』
怪物は苛立ちというよりも、驚きや困惑の気持ちが強くなったのか、急いで、慌ただしく乱暴に体を落っことした。また何かが潰れる音が聞こえるが今度は念入りに、すり潰すように腹を擦らせる。
『…これで、死んだか?ふぅー…』
体を地面から離すと、今度はあの声が聞こえなかった。そっと安堵したようにため息をついた瞬間、またあの忌々しい声が聞こえてきた。
青年「おーい!生ーきてーんぞー!!か・い・ぶ・つ!」
そう少し笑いが混じった、からかうような言葉を叫び、腹の下から怪物の腹をこんこんと叩いてくる感覚が伝わってくる。
『てめぇー!!?』
さすがに堪忍袋の緒が切れたのか、激昂しながら、ドスンドスンと巨大な衝突音を立てて、地面に何度も、何度も体を叩きつけ始めた。
『ぜぇ、はぁ…ぜぇ、はぁ…さすがに頭潰れたろ…』
怪物は息を切らし、ゆっくりと体を上げる。足を動かして後ろに下がり、先ほど自身の体をぶつけた所に顔を近づけ、念入りに確認した。そこには大量の血液と、幾つもに散らばった肉塊や内蔵が、ポツリと怪物からしたらあまりにもちっぽけに映っていた。
『そうだよ。それで良いんだ。お前はそれで!!…』
そう呟くと、今度こそ仕留めきれたことを確認し、ホッとしたように顔を上に上げた。
青年「地面相手に腰振って楽しいか?お前。」
また、あの声が聞こえる。また、腹の下から。また、嘲笑うかのように。あんなちっぽけな肉塊だと思わせないようなその存在は、恐ろしい程までに近くで、その小さな声を発している。
『おまえ…なんで…』
怪物は体を下に降ろさず、ただ口から液体を垂らし、足を震わせ心の底から恐怖していた。体の下から足音が聞こえる。その足音が頭の下まできたと思えば、彼は姿を現した。
青年「俺は死なないんだよ。」
そう言って現れたそれは、相変わらず下半身は裸で、上半身は血でずぶ濡れになり、服もボロボロとなっている。しかし、彼の体には、一切の傷はついていなかった。何度も何度もこの体で潰し続けたというのに、彼はなんともないかのような顔をしているのだ。
『なんなんだ…お前。頭が潰れたはずだろ…なんで…』
怪物は、獅子に怯えた獲物のような、情けない声を上げては、少しずつ…後ろに下がり続けている。
青年「だから、言ってるだろ?ただの不死身だってな。」
彼は、少しずつ…前へと、怪物の方へと足を進め始めた。足の肉が溶け落ちる、黒色の沼の上を、堂々と…恐れるものなどまるでないかのように。恐怖も威圧感も感じないはずの、ただ自信に満ち溢れたその歩みは、人を越えたはずの怪物を恐怖させた。
生物が生物であるための絶対のルール。それがなにか…それは「死」という終わりが訪れること。だが、目の前のそれは、人どころか生物を軽々しく越えていたのだ。
存在が、絶対に残るという…あってはならない能力。それが彼の能力である。それ以外は彼にはいらない。なぜなら自分自信の身という、「絶対の存在」を持っているのだから…
『近寄るなぁ!!!化け物ぉぉ!!!』
口から大量の黒い液を、吐しゃ物のように彼に向かって吐き出し、彼の瞬く間に溶けしまった。しかし…下半身だけになろうが、その体は治り続け、ゆっくりと歩き続けている。
青年「怪物はお前だろうが…」
『くるなぁ!!!』
怪物は後ろへと先ほど彼を追いかけたときに、走っていたときの何倍も速く下がり始めた。その逃げ足は、必死の、逃げ惑う獣そのものである。
???『グワセロ…喰ワセロ!!』
どこからか、そんな別の怪物の声が聞こえてきた。化け物と青年は、二人とも足を止めたが、青年にはその声が、どこから聞こえたのかはさっぱりとわからなかった。
青年「今度はなんだよ!?」
…だが化け物には、それがどこかわかった。腹の下だ。また、自分の腹の下から、怪物の声が聞こえる。今度は、凶暴で、何もかも喰い潰し続けるような、そんな怪物の声だ。
『あ…ああ…止めろ…もう止めろ…』
また、自分の腹の下に、怪物がいる。そんな悪夢ともトラウマとも言えるような恐怖心は、その怪物の足を止めさせるのには、充分なものであった。
???『クワセロォ!!!!』
『ぎゃあああああああ!!?』
別の怪物の声が聞こえてくると、青年の目の前にいた怪物は、突然体が真っ二つに裂け、噴水のように血を空へと吹き出し始めた。等の本人は、黒い涙を流しながら、悶絶するような、恐怖の混じった叫び声を上げている。
青年「ホントなにが起きて…ん?」
空から文字通りの血の雨が降る中、一つの何かの影を見た。すると、青年の背後で、ドスッ!という、何か重いものが落ちたような物音が鳴る。
青年「なんだ…あれ…」
彼が後ろへ振り返ると、血の雨の中で…何か、人のような姿をしたものがいた。それは深い青緑色の皮のついた、おそらく…死んだ怪物の物と思われる、巨大な肉塊を貪り続けている。
人の形ではあるが、その体格は3,4mはあるように見え、体の四肢の指先には鋭い爪がついている。トカゲのような、サソリのような尻尾が6本くらい生えており、その口は鋭利な牙が何重にもあり、不規則に様々な方向に生えている。
そして、それらの姿には皮膚や毛が見えず…肉や骨、腸のような内蔵が体の外へ露出し、目玉は今にも取れそうに飛び出ていた。
青年「ちっ…2体目かよ…おい!お前はだれだ!」
青年はいつでも戦闘に入れるよう、構えを取りながら、怪物に声をかけた。だが、怪物は彼に一切の興味を示さず、ただ目の前の肉塊に喰らいついていた。
青年(これどうすれば良いんだ?『異形物』が化け物っつっても、こんな理性が無いことがあんのか?会話程度の知性はあるはず…というかこいつさっき喋ってたじゃん!!!)
「おい!誰かって聞いてるだろ!?」
青年が二度目の呼びかけを行っても、ひたすらに肉塊を食している。口からはヨダレと血の混じった液がダラダラと流れ、理性などどこかに置いてきたかのようである。
青年「だーかーら!誰かっ…」
???『ヴルセェ!!…てめぇも喰っちまうぞ!!!』
突然怪物のような叫び声を上げたが、そいつ体はよく見ると、先ほどより一回り小さくなっていて、声も男の人間のようにも聞こえてくる。すると、急に怪物の腹は二つに割れ始め、中からは牙が大量に見えては、まるで第2の口のようになっていた。
青年「うえ…!気持ち悪!!」
その二つ目の口を更に大きく広げると、牙もそれに比例して巨大になり、肉塊をUFOキャッチャーのように包み込み、体の中へ飲み込んでしまった。
???「下半身裸の変態よりかは…」
青年には聞こえないくらいの、小さな声でぼつりと呟き、怪物は立ち上がる。その体は、先ほどの肉塊を体内に取り込んだとは思えないほど小さく、普通と比べたら大きいかもしれないが…だいたい2mくらいになり、尻尾も1本になっている。それよりも、青年は何を呟いたのかが気になっているらしい…
青年「え?今なんて…」
???「気持ち悪かねぇだろうけどなぁ!!?」
青年「!?」
突如、彼からすれば全くの脈略も感じないような雄叫びを上げると、ブオンッ!!と風切り音を立てながら青年の方に突撃してきた。それは間違いなく、彼が人生のうちで見てきたあらゆるものよりも速かっただろう…しかし、予備動作があったおかげからか、青年は体を横にずらして、胴体はギリギリ避けることができた。
???「あぁ…足りない…!」
でもそれは、胴体に当たらなかっただけだ。怪物の口には、しっかりと青年の腕がくわえられ、血液が断面から勢いよく流れ出している。怪物は、それを指先からいっきに口の中に突っ込むと、すぐに呑みこんでは平らげてしまった。
青年「いった~…」
怪物の背後からは、意外にも呑気そうな声が聞こえてくる。後ろを振り返ると、彼の腕はみるみる再生していき、食いちぎった左腕だけがノンスリーブの、下半身裸男が完成していた。確かに、そこの変態の腕は自身が喰らい、その血も辺りに散らばっている…
???「そうか…なるほど。」
何かに納得した様子で、全身を青年の方へと向けて、怪物は前かがみになり始めた。
青年「ちょっと待てお前。なんか悪い予感がするんだが。」
どうやら、青年のその悪い予感は合っているよで、怪物は舌舐めずりをし口からヨダレをダラダラ垂らしている。
青年「やべ……」
突然、彼の全身に衝撃と激痛が遅いかかった。何が起きたかと思えば、目の前に青空が広がり、青年の顔は驚きを隠しきれていない。そこに彼の顔を覗き込む化け物の姿があった。
青年「なんで化け物に馬乗りされなきゃいけないんだよ!!せめて美人にしろ!」
???「こっちだって変態に馬乗りしたくねぇに決まってんだろうが!!!」
普通に生きてれば普通は聞かないような文句と逆切れが聞こえる中、地面から何かが聞こえる。そう、それは青年にとってはもう聞き慣れてしまった、何かが焼ける音だ。
青年「痛い痛い!!早く離れろお前!?」
???「…」
液体で背中が焼け落ち、叫んでいる彼の声を化け物は無視して、彼のノンスリーブ状態の左腕に喰らいつき始める。グチャグチャと音が鳴るたびに、鋭い痛みが襲ってきていた。痛むのは左腕だけじゃないみたいだが…
青年「おい無視すんな!痛いだろうが!」
???「さっき自身満々で死なねぇとかほざいてたろ。たぶん大丈夫だ。」
化け物の肩に口のようなものができ、頭の口は肉を貪りつつ、肩の口で会話を行うという、怪物式マルチタスクを行っていた。だが、肉に夢中なせいなのか少しだけ返しが適当になっている。
青年「限界ってのがあるかもしれないだろ!!?」
青年は下に体を抑えつけられながら、必死の訴えをしている。恐らくこのときの彼は、役者顔負けの叫び声を上げていたことだろう。
???「…」
青年「ん?」
ピタリと、怪物の動きが止まる。何の反応も見せないことに一瞬困惑したが、今が逃げるチャンスだとばかりに、怪物をどかそうと体に触れたときであった。目の前のそいつの肉が振動している。むき出しになった血管が膨らんだり、小さくなったりを小刻みに繰り返し、どんどんそのサイズは大きくなっていく。
青年「ちょ…なんだこれ。ちょっと待って、怖いんだけど。」
さっきから続いている、訳のわからない展開スピードや物事の切り替わりの早さのせいか、今度は何が起きるのかと、どんな面倒ごとなのかと、青年は怯えていた。
更に、また更に血管は太くなり、やがて体中の至るところから出血が起き始め、風船のようにその体は膨れ上がっている。
青年「くっ…!?」
パンッという破裂音と共に、青年の目に血が飛んできた。この血がどのような方法で飛んできたのか、容易に想像ができる。だが、まだ青年の体の上に何かが乗っている感覚がする。それはとても柔らかく、さらさらとした感触であったが、それと同時に血液でびちょびちょになっているのもわかる。
青年「なんも見えねぇ…」
??? 「ふ~。」
手で自身の目を拭いていると、さっきの声とは違った、全くの別人の声が聞こえてくる。何がなんだかよくわからないが、ひとまず見るのが早いなと想い、彼はぱっと目を見開いた。
青年「なっ!?…」
青年は、予想などできないような、あまりにも、意外なものを見た。
それは…
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