2話〜家族
もう…優留から連絡は来ない…それでいい…嫌いって言ったんだから、
きっと…来ない
だけど…あたしの予想は…外れた
"ブブッ"バイブ音がスカートのポッケでする、
見てみると、優留からで、
LINEだ読んでみると…
〔満恋、嘘なんだろ?今日の事、俺は満恋に小さい頃「歌手になってよゆうちんの歌好き」って目をキラキラさせながら言われたの今でも覚えてるから、満恋の考えてることくらい、お見通し、だけど…言われた時は信じちゃってショックだったけど、〕
なんで?…そのまま信じててよ!…あたしに近づかないで欲しいの!
株下げしちゃうから、
その後あたしは泣いたご飯も食べないで部屋で1人泣いたんだ、
次の日
目が覚めると日差しが窓から差し込んでいた、
あたしは掛け布団を抱きしめて目をギュッと瞑ってもう1回開ける
これは顔の体操、
下着と制服を持って朝シャンするために下に降りていく
優留がいなくてもあたしには家族がいる、
「あっ!おはよう!」部屋を出るとお兄ちゃんがあたしにそう言ってきた、
そして「まさか!」ってお兄ちゃんが言うから、
走ってお風呂ばまでいく、
「ちょっ!俺が先!」
「早い者勝ち!」
「もぅ何朝からうるさいわねぇ!」
ママがリビングから大声を出す、
ママの方がうるさいってだって…
「え〜いあたしがいちばーん」
先に入って出てきたのは弟の
女装して恋愛対象も男、まぁパパはママが多様性を尊重しないから、追い出した、
ママの実家は爆金持ち海外にも店舗を持つ
ジュエリーショップ"トゥインクル・ストーン"
ホテル・パイロキシンを経営している、
ママは服のデザイナーもしている、
今のトゥインクル・ストーンの責任者はママの弟あたしからしたらおじさんがしている
まぁ本当は、パパがするはずだっただけど、
まだ小さい月夜のおでこに一生消えない傷を作ったから、ママが追い出して、
そして喜んで、叔父さんが責任者になった、
そしてホテル・パイロキシンの経営は今はママのお兄さんがやっている、
だからあたし達はいわゆるお金持ち!
「はぁ〜」
「ちょっ!また遅刻だよ〜」
「あたしだって遅刻するもん!」
お兄ちゃんはホテル・パイロキシンのレストランのオーナーをしている、
20歳なのにすごいよね?
まぁほとんどのお客さんは、お兄ちゃんの顔狙いで来てるけどね?
あたしも時々行くから分かる!
「ちょっとここでいてね?」ってキュ丸をいつもの右肩から、下ろしあたしの制服の上に
そして入る、この時が少しは幸せなんだよなぁ〜
だけど…いる…いつもと違う…幽霊が
あれ?…だけど…優留?!
「優留がなんでここに?!」っていや!ちょっと待って!
「変態!」って叫ぶするとあたしを見て、パッと消えていく…
なんで?…優留生霊が?しかもお風呂に!
まさか!…でも首を振る、あたしからは連絡しない!…文句を言えない、
だけど…生霊は無意識に体から抜け出すから、
だから「いい!」そう言って…あたしは
お兄ちゃんのためには急いで出る、
すると「また誰かいたのか?」
ってお兄ちゃんが脱衣所の外から話してくる、
「まぁ…」お兄ちゃんもママも月夜もあたしが見えることを知っている、
「俺の…妹の柔肌を見やがって…俺も…見えたらいいんだけどなぁ、」
あたしは「お兄ちゃんいいよ!」って言ってお兄ちゃが入ってくる!
お兄ちゃんは少し過保護なところがある、月夜も妹として接しているし、
まぁあたしもだけど、
優留がいた事は内緒にして置く言ったら、お兄ちゃんは、優留の寮まで行きそうだし、
まぁこれがあたしの家族…パパはほんと最低な人だった…
小学校1年生の頃の弟があたしがあげたパンツを、
履いていたの…それが見つかってパパは月夜の髪の毛を引っ張って何度も何度も壁にぶつけて、
一生月夜の可愛い可愛いおでこに傷をつけた、
あとあたしは小さい頃から、"霊が見えるなんて気持ち悪い"って言われていた、
そしてパパから…"幽霊ちゃん"って呼ばれていた、
幼稚いよね?…あたしはそれでも耐えた、
だけど…月夜のことをした時は、警察呼んだ、
そして…パパを牢屋に放り込むことも出来たけど、しなくて、
パパにママが100万を出して…
離婚しただけど…パパは働きもせずちょくちょく、ママの店にお金をせびりに来ている、
あと…ママがお金を渡さなかったら、
お兄ちゃんのレストランにも来たらしい、
最低で何も言えない…そしてママの背中には
パパの生霊が付いている、だから、
お祓いに言った方がいいって言ったら、
忙しいって…あたしが払えたらいいんだけど
って思うんだ!
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