2024.10.25 「キラー・エリート」('11)
ちょっとお久しぶりな更新です。もともと、書き残したい作品の時に書くスタンスなので、不定期更新のつもりでスタートしてます。ご容赦を。
本日の映画は「キラー・エリート」('11)。
舞台は1981年。傭兵兼殺し屋だった過去から足を洗い、恋人と静かに暮らすダニー(ジェイソン・ステイサム)。
そんなダニーのもとに、かつての相棒・ハンターが監禁されている写真が届く。
相棒の命と引き換えに、ハンター(ロバート・デ・ニーロ)を監禁している男の家族を殺したSAS(イギリス特殊空挺部隊)隊員を殺すというミッションを課せられる――という映画(※午後ローの公式Xのあらすじ文からちょっと足した)。
なんとなーく名前だけは知っていた映画。でも初見でした。
ジェイソン・ステイサムが出る映画は、結構はちゃめちゃなアクションを大真面目にやるので、ついてると観ちゃう傾向がある。
この作品の煽り文句が、「世界最強の暗殺者 V.S. 世界最強の部隊」。アクション映画好きの心をくすぐるね。
舞台が1981年なので、当然スマホはないし、車も古い。セキュリティーも甘くて当然、みたいなところもあり。そういう時代の緩さが存分に生かされた作劇で良かった。
SASの現役隊員がゴリゴリに出てきて活躍するのかと思いきや、今回の標的が「元」SAS隊員なので、SAS側の人として出てくる登場人物は全員「元SASだった人」。退役済みなので、ちょっと連帯感が薄い感じで描かれる。
だから、傭兵あがりのダニーとハンターたちが対等にやり合えたんだろうな、と。
のめり込むほど面白い! ってわけではないんだけど、午後のひととき、ついつい観ちゃえる作品。エンタメ全振りってわけでもなく、少し淡々とした流れなのが、ゆるっと観るにはちょうどいいかも。
それにしても、ダニー(ジェイソン・ステイサム)の椅子アクションは、最高に良かった。椅子に座らされて縛られても、人間ってあんなに動けるんだね!
あのシーンは、「アクションシーンに煮詰まった時に脳内で再生したい映像ランキング」なんてものがあったら、ベスト5には入ると思う。
ここで、ちょっとだけ終盤のネタバレ。
美味しいとこを持っていくだけ持って行った、ハンター(ロバート・デ・ニーロ)の貫禄たるや。さすがデ・ニーロ。ずるいぞデ・ニーロ。かっこよかった。
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