高校1年生⑤
夜琉くんと出会って今日まで、彼の事をたくさん知ってきたし、夜琉くんの両親とも良い関係を築いている。
でも、子供の頃の約束について、夜琉くんから口にしたことはない。
気になる婚約者の話も、私から少し聞いてみたりもしたがいつも上手くはぐらかされてしまう。
約束を忘れているなんてことはないと思うし、なんなら夜琉くんとは一番親しい友人とも思っている。
でも、どんなに私が好きと言っても、笑顔で「ありがとうございます」と言われるだけで、夜琉くんが私の事をどう思っているのか分からない。
高校卒業までに、なんとしてでも夜琉くんに好きになってもらわないと―――――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます