24.説明と夜
時間は午後8時をまわったところだ。
「凄い、たった1日でここまで変わるなんて」
2人は部屋を改築する前に一度部屋を見ているため、変化に驚いたようだ。
「カナタくんのお母さん優しかったし、仲良くなれそうで良かったよ。」
「そう言ってくれて良かった。それで、まずは2人に大切な話があるんだ。これは、俺たちの今後にも関わってくるから、しっかり聞いてほしい」
「わかりました。」
リオが返事っをしてくれた。ニーアはコクコクと頷いている。
「俺は、ユニークスキルを持っている。ニーアには少し話したかもしれないが、まずは鑑定眼のようなものだ。次に、魔法創造と言うものだ。この魔法創造でいろんな魔法を作ることができる。」
「そんな力を持ってたなんて、強いのも納得だわ。」
ニーアが納得してくれた。
「そして、鑑定だが2人を鑑定した結果、2人ともユニークスキルを持っていることもわかっている。ニーアは自覚はしているいるっぽいが、使えないようなので俺が2人に使い方を教えて行こうと思う。2人の魔法適正もわかっているから、俺が教えようと思う。ここまではオッケー?」
「はい。言いたいことは理解できました。ちなみに私も冒険者をやってみたいんですができますか?」
「もちろんできるよ。ただ、登録できるのは基本的に7歳になってからだからそれまでに戦闘技術とかをしっかり身につけてもらうことになるけど」
「わかりました。がんばります!」
リオはめちゃくちゃ乗り気だった。ずっと王城にいたからなのか分からないが好奇心が凄い。
「もちろん私もやるわよ」
ニーアは元々俺と同じで異世界無双したがってる人なので心配してない
「明日からもう特訓するから覚悟しといてくれよ。」
「「うん」」
「それじゃあ明日から本格的に特訓を始めるために今日はしっかり休んでくれ。」
______________
明日からリオとニーアにユニークスキルについて教えるためにまず俺が2人のユニークについて詳しくなる必要がある。
知神と鑑定の合わせ技で、2人のユニークについて勉強することにした。
〜〜知神〜〜
鑑定にて、ユニークスキル
〜〜〜〜〜〜
・守護付与…指定した対象に破壊不可の結界を付与することができる。
・守り手の一撃…相手から一定以上の攻撃を受けた後一定時間の間自身の攻撃力を上昇させる
・耐性守護…物理耐性の高い結界や火属性耐性のある結界など特定の攻撃に対して強い効果を示す結界を作ることができる。
・守護世界…外部からの攻撃を完全に防御する空間を作る。広範囲防御結界
〜〜〜〜〜〜
ふむ、やはり守ることに特化した権能が多いな。
よし、ニーアには明日から魔法のレベル上げと魔力量の増加を頑張ってもらおう。後衛としてパーティの守護神にでもなってもらおう。
次はリオだな
〜〜知神〜〜
鑑定にて、ユニークスキル
〜〜〜〜〜〜
・天迎の導き…人を率いて戦う際に自身のステータスを補正(人数によって効果がかわる)
・戦神の鼓舞…一緒に戦う味方の戦闘時のステータス上昇
・魅了…指定した対象との会話に補正がかかる。(相手の魔力抵抗の高さと自身の魔力の高さによって成功率がかわる)
〜〜〜〜〜〜
これもまた軍などを率いる際に役立ちそうだ。
魅了の能力も使い方次第では、恐ろしい効果を発揮しそうだな。
よし、魔力のステータスをあげてもらうために、リオにも魔法の練習をしてもらおう。
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