[第四十七話][二つ目の試練「過去・現在・未来とは同じである」]

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[第四十七話][二つ目の試練「過去・現在・未来とは同じである」]

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<2024年4月6日>→2時57分→/場所 過去・現在・未来の狭間/


「ここは何だ?」


「本当にまるでわからないですね?」


[過去と現在と未来は同じである

それを理解したのであれば

試練を突破することができる]


そこには一人の人間が現れていた。


「貴方は?」


[ここは過去・現在・未来の狭間

そしてこの僕(やつがれ)は「時間の支配者」

此度の試練の判断を下す裁定者である]


「ここちゃんと現実と同じ時間経過ですよね?」


[そこはちゃんと配慮しているので大丈夫です

まあ貴方達の過去をなんとなくの

気分で少し変えさせてもらいましたけれど]


「俺たちの過去を変えた?」


「それは一体どうゆうことですか?」


[単純にそのままの意味だよ?

例えば君たちはさっき感覚の話をしていたと

思うけれどその話を前にしたことがあったか?

絶対に壊れない盾を上手く使えた場面が何度あったか?

何故お前はあらゆる存在の見た目を覚えていない?

いやまあこれはお前が外見がどうでもいい人間だから

てのも大きな要因ではあるからこれからも外見のあれは

正直に言ってもあまり表せないとも思わなくもないがな

あと明らかに飛ばされ過ぎている会話や出来事を認識出来たか?

………………………まあこれだけしか過去を変えていなけれどな

まあこれからも色々と出来事をカットして行くだろうけれど

カットされる様なことはそんなにもいや全く重要ではないんだよな

それに別に真実を書き換えているとか間違った何かに変えたとかは

そうゆうのは無いからこの会話は意味のないものとして気にしないで良いよ]


「それは結構過去を変えるていると言うのでは?」


[まさか!機械仕掛けの日本神話の世界よりも絶対的に広い世界を

過去を変えて滅ぼしたとしてもそれは大した事じゃないんだよ!]


「そうなんですか…で本題は過去と現在と未来は同じであるとは

つまるところ過去→現在→未来と一直線に時間が流れていると

言うわけでは無くて過去↑現在↑未来↑が

三本の線で並行して進んでいると言う事だと思うか?」


「過去と現在と未来は同じであると言うことは

現在のみが実在→過去・未来は存在していない

過去から現在までが実在→未来はニンゲンの仮想と言う考えは間違っていて

過去・現在・未来、全てが実在という考えが正しいと言うことになるが

過去と現在と未来は同じであるとは言うことは

時間は流れているものではなくて実際は何も動いていない

静止画のような世界が無数にあるだけ

つまり私らは1秒24コマの静止画一枚一枚の中にいて

それが再生されているだけかもしれないということではないのかな?」


「相対性理論では過去・現在・未来が全て同時に存在する

それは相対性理論では時間と空間は

分離しているのではなくひとつのつながった時空だからか?

だがそれはあくまでも現在と同じ時間軸上に

過去が存在しているだけで現在に過去があるわけではないな

それに過去と現在と未来は同じであるとスポットライト理論じゃないのかとも

思ったがまあこの俺の理論もお前の理論も試練にするには簡単すぎるから

おそらくはもっと難しい話をしていると思われるんだが一体何なんだ?」


そう二人は話をしていると突如として守は言い出した。


「すべての存在は極分化された一瞬にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された刹那にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたゼプト秒にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された無量大数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された不可説不可説転分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された巨大数庭園数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された無限分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された到達不能基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された可測基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたコンパクト基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された巨大基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたクラス分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたクラス以上分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された機械仕掛けの日本神話の世界分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたアビスバース分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

ソレツマルトコロ|カコ|現在|みらい|は同じである」


[まあそれで正解でいいでしょう

まあ試練の難易度は二つ目だから簡単ではあるね

それじゃあさようならまた会う日まで]


そう言うと鳥居が既に建っていた。


「それじゃあ先に行かせてもらいます」


そうして二人は鳥居を潜った。




◇◇◇




「次はこの扉に行くぞ!」


「はい!」


「はい!ではなく、はい!!!!!!!!!だ」


「はい!!!!!!!!!」


そうして二人は一つの扉に入っていった。

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[解説「|カコ|現在|みらい|について」

すべての存在は極分化された一瞬にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された刹那にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたゼプト秒にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された無量大数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された不可説不可説転分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された巨大数庭園数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された無限分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された到達不能基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された可測基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたコンパクト基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された巨大基数分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたクラス分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたクラス以上分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化された機械仕掛けの日本神話の世界分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

すべての存在は極分化されたアビスバース分の1にのみ存在し

瞬間毎に消滅する

ソレツマルトコロ|カコ|現在|みらい|は同じである

解説は同然ながら一話なんて凄く短い話ですることはできない

これについてを理解したのであるのならば前作を見れば少しは 

理解を出来るかも知れないけれどもこれについては本当に難しすぎて

自分ですらもちゃんと考えられているのかがまるでわからなかったりする

まあこれに限らずに前作と今作には難しいことが山盛りですけれどもね!]

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