[第二十四話][勇者「ダビデ・カルナ」に自信を勇気を覚悟を与えよ(後編)]

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[第二十四話][勇者「ダビデ・カルナ」に自信を勇気を覚悟を与えよ(後編)]

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<2024年4月3日>→23時52分→/場所 九つの世界(ミズガルズ)最果て村/


「まず最初はこれを喰らえ!」「地震」



「はぁ!」「蝶のように舞い蜂のように刺す」


「ふぁ!」「[吉良流二の形] 月飛ばし」


カルナは馬鹿でかいハンマーで空中を叩くと衝撃波が辺り一体を襲って

地面は揺れて震度7の地震が起きて乃々はそのこちらに放たれた衝撃波から

自分を蛇腹剣で守りながら攻撃をして守は剣を一振り振って衝撃を跳ね返した

けれどカルナは簡単に二人の攻撃を避けてみせてカルナは二人を垣間見た。




◇◇◇




「父上」


「何だ乃々?」


「本当にこれは行わなければならないのですか?」


「そうだ、これが遥か昔から我が一族に課された使命

これを全うできることは幸せなことであるんだぞ

まあ優しすぎるお前にはまるで理解できないだろうがな」


「そうですね……この私にはまるで理解が及ばないです

何故こんな事をしなければならないのかがですけれど

この私はこの一族に生まれて使命を背負わされた以上

これをやると今ここに………………………………………この私は覚悟を決めました」


「そうか」


「それでは私は行って参ります」


「行ってこいそしてまたこの我輩に会いそして乗り越えて当主となれ!」



「父さん何で僕は陰陽師になっちゃ駄目なの?」


「陰陽師になったらこの世界を救えないと予知で出たからだ」


「こうやって剣道をやるよりも陰陽師になる方が強いのに?」


「そうだな剣を極めるよりも陰陽道を極めた方が強いだろうし

極めなかったとしても陰陽道の方が絶対的に圧倒的に強いだろうな

それでも陰陽師では無い事に特別な意味は絶対にあるんだ

…………………………………………………………………予知は絶対だからな」


「じゃあ父さんは何で陰陽師では無くて剣を極めてるの?

僕みたいに何か予知があってみたいな何か理由があるの?」


「それは父さんには陰陽師の才能は無いからだね」


「陰陽師の才能は少ない多いはあるにしても

基本的に全ての人は陰陽師になれるんじゃなかったけ?

だけれども陰陽師には封印の縛りの都合で僕たちの

一族以外には今の時代はなれないみたい感じだったけれど?」


「父さんはある意味で特別なんだよ」




◇◇◇




「………………………」「台風」



「いくぞ!」「目には目を、歯には歯を」


「分かっている!」「[吉良流奥義] 餓死万天(改)」


カルナは馬鹿でかいハンマーで空中を叩くと途轍もない風が起きて

そこに超高層ビル以上の大きさに圧縮された台風が現れると

乃々は馬鹿でかいハンマーを蛇腹剣で絡み取って吹き飛ばして

守は全ての斬撃を束ねた攻撃をして台風を無理矢理軌道を変えると

カルナは虚空から馬鹿でかいハンマーを取り出して台風を破壊しながら

空間を破壊して破壊された空間すら破壊して二人の逃げ場を無くした。




◇◇◇




「はぁはぁ頭がおかしくなる」


「いや既におかしくなっているのか!」


「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ」


「ニァガァガァガァーーーーーーーーーーー!!!!!!!」


「本当にこの私はもう自分すらよく分からないや」


「だけれどなさなければならないんだ」


「これだけは捨てちゃ駄目なんだ!」


「使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命使命」



「父さんて自分の奥義を未完成っていつも言ってるけど

その技の何処が未完成なのかまるでこの僕にはわからないんだけど?」


「確かにこの技は凄い強力だ

絶対に回避をすることはできず・絶対に相手を一撃で殺す

最強の究極の奥義と呼ばれても正直に言っておかしくはない技だ」


「じゃあ何で未完成なの?」


「それは相手を殺すからだ」


「?」


「この奥義が完成した時にこの技は絶対に回避をすることはできず

相手にダメージを与えずに勝つそんな素晴らしいものになるんだ」


「何を言っているのかわからん!」


「そうか分からないか、まあ今は分からなくてもいつかわかる日が来るさ」




◇◇◇




「これを耐えれたら終わりだ」「無軌道Platz sparen」



「やばい!」「防御なくして攻撃なし」


「くぅ!」「[吉良流七の形] 大噴火(改)」


そうしてカルナが馬鹿でかいハンマーを空中で振り回すと

辺り一体の空間が削り取られて二人は回避行動をしたが

先ほどの相手の行動によって行動の制限がかかっていて

完全に避けることはできずに両腕と両足を失ったが生きていた。




◇◇◇




「………………………」


「………………………………………………」


「………………………………………………………………………」


「………………………………………………………………………………………………」


「………………………………………………………………………………………………………………………」


「………………………………………………………………………………………………………………………………………………」


「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」


「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」


「父が殺された」


「母が殺された」


「爺(母の父)が殺された」


「婆ちゃん(母の母)が殺された」


「爺ちゃん(父の父)が殺された」


「婆ちゃん(父の母)が殺された」


「沢山の人が殺された・沢山の人を殺した」


「己が殺された」




◇◇◇




「二人を理解した、一人は壊れている破綻している

一人は壊れたふりをして現実から逃げ続けている逃避している

この俺以上にやばいそれなのに救おうとしているそのために進み続けている」


「「それで世界を救ってくれますか?」」


「この俺は勇者としての役割を全うする

それは言葉にすることができない心が伝わったからだ」


そう言って勇者は二人の両足と両腕を魔法で治して部屋の中に

入って勇者のような装備をつけて雷の速度で闇の魔王のところに向かった。

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