[第十三話][次のデスゲーム「食べて食べて食べる」]
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[第十三話][次のデスゲーム「食べて食べて食べる」]
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<2024年4月1日>→13時37分→/場所 地下デスゲーム会場(格闘)/
<はい、それじゃあ次のデスゲーム「食べて食べて食べる」の
ルール説明を始めようか、簡単に言えば今から五回の食事を行う
そしてその食事で食べるものは五つの中から好きなものを一つ
選ぶことができてそれを食べ始めたら変更はできず全て食べる
そして食事を五回して生き残っていればクリアとなる簡単なルールだ
それじゃあ早速始めていきたいと思うので始めさせて貰う、スタートだ>
そう黒幕が言うと部屋全体が変わって
意味不明に馬鹿でかい食堂の様に変わった。
「この目の前にある五枚の写真から選ぶのか?」
「これはただの変な模様が入った石だよな?」
「これは漫画でよく見るダークマター料理みたいなこれは何でござるか?」
「謎の液体が入った鍋?」
四人の目の前には一つ変な模様が入った石の山
二つ漫画でよく見るダークマター料理みたいなやつ
三つ謎の液体が入った鍋・四つ枕の様なもの
五つ一枚の紙といった様なものが置かれていた。
「どれを食べる?」
「表面から得られる情報は何も無いから
あの部屋と違って本当に適当に選ぶしかなく無いか?」
「ここの探索をするでござるか?」
「やりますねぇ!やりますやります」
そうして探索をしたが何も見つからなかった。
「何を勘で選ぶ?」
「この俺は石に一票」
「ならこの拙僧も石に一票」
「いしのなかにいる」
「そうかなら石を食べるとするか」
そうして石の写真を選ぶと
石が何処からともなく運ばれて来て
四人は石を食べると何も起こらなかった。
「これは正解を引けたか?」
「このまま食べ進めるとするか」
「ござる」
「ふぅん」
そうして四人は岩の山を全て食った。
<お見事では次の食べるものだ>
そうして四人の目の前には一つ何かの薬の山
二つガラスにしか見えない何か
三つ一個の石・四つ何かの漫画が100冊
五つ段ボールの山といった様なものが置かれていた。
「何を食べる?」
「この俺は薬に一票」
「ならこの拙僧も薬に一票」
「この世の全ては毒」
「そうかなら薬を食べるとするか」
そうして薬の写真を選ぶと
薬が何処からともなく運ばれて来て
四人は薬を食べると何も起こらなかった。
「これはありとあらゆる麻薬や覚醒剤などを混ぜたもので
常人なら0.01ミリ摂取しただけで壊れる様な感じのやつだな」
「こっちのは0.01ミリでも像とかが気絶するレベルの睡眠性と
0.01ミリでも像が麻痺するほどの麻痺性のある常人では死ぬ薬だな」
「これはありとあらゆる酸を混ぜられて作られたやつで
常人なら0.000000001ミリでも簡単に死ぬでござるな」
「記憶を何者かに操作されているぞ!ま、嘘なんですけどね」
そうして四人は薬の山を全て食った。
<お見事では次の食べるものだ>
そうして四人の目の前には一つ座布団
二つ箒・三つマンション・四つ銅の鏡
五つ謎の大きな剣と大きな槍と大きな刀といった様なものが置かれていた。
「何を食べる?」
「この俺は謎の剣と槍と刀に一票」
「ならこの拙僧も謎の剣と槍と刀に一票」
「大賛成だ!」
「そうかなら謎の剣と槍と刀を食べるとするか」
そうして謎の剣と槍と刀の写真を選ぶと
謎の剣と槍と刀が何処からともなく運ばれて来て
四人は謎の剣と槍と刀を食べると。
「これは何だ?」
「これは恐らくは威力とサイズを下げた核爆弾だな
いやこれは威力は別に下がってはいないのか?下がっているのは範囲か?」
「それって食べたら死ぬでござるよね?」
「強化人間じゃ無い普通の人間だから当然死ぬ」
「死」
「これをどうやって処理する?」
「一人が全てを食べて死ぬしか方法はない感じだな」
「それをやるのは誰なんでござるか?」
「何で決める?」
「そうだな、だるまさんが転んだで決める」
「誰が鬼をやって鬼が勝ったら誰が食べるんだ」
「鬼はこの私がやって私が勝ったら火川 大晴には死んでもらう」
「…………………それで構わないでござる」
「さあ・・・闇のゲームの始まりだぜ!」
そうして四人のだるまさんがころんだが始まった。
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