二十年前当時のことを思い出しながら、そして僕自身が体験した東日本大震災当時のことを思い出しながら読みました。
中越地震は、新幹線の橋脚が折れ、レールが曲がってしまった場面が未だに脳裏に残っています。東日本大震災の時は一カ月近い断水や食糧不足に悩まされ、僕の父の実家は半壊認定で取り壊しになりました。津波に襲われた海沿いの地区は更地になり、住民は高台にできた新しい団地に家を建て直していました。
大地震は周囲の景色や住民の生活を一瞬にして破壊する怖さがありますが、花火や祭りは地震で壊されることなく、昔から続くその土地の生活やぬくもりを思い出させてくれる大切なイベントだと思います。
作者からの返信
東日本震災では津波があったので被害が大きくなりましたね。被災地はテレビの映像でしか見ていませんが、明らかに町並みは変わってしまったように思えます。原発のこともあり、復興は進んでいないと感じます。それでも地元の人たちが、その地を離れないのは強い思い入れがあるからなのでしょう。
震災前から変わらない花火大会は、昔の情景を呼び起こしてくれます。
奇しくも来年の1月は、阪神淡路大震災から30年目。神戸で当時の資料を見たのですが、今の神戸の街にそのような痕跡は見当たりませんでした。
東北でも、立ち直った姿を1日でも早く見せて欲しいものです。
拙作、お読みいただき、ありがとうございました。
綺麗だったんだろうなあ‼️
作者からの返信
私ですか?
あ、花火のことですね。
阪神淡路大震災と東日本大震災に挟まれているせいで、あまり話題にのぼらないけど、新潟中越地震も震度7を記録した大地震なんですよね……。
私自身は大地震を経験していないので想像することしかできません。ただ、もし私がそこに暮らしていたら、変わってしまった町並みは、きっと複雑に映ってしまうことでしょう。
諸行無常。そんな言葉が浮かぶお話でした。
作者からの返信
拙作への評価やコメントありがとうございます。
残念なことに被害が大きい方が話題になるという風潮があります。自分の身に降りかかった災難なら覚えていても、見聞きしただけではいずれ忘れてしまうようです。
花火大会など復興イベントがあると、趣旨を話す機会があり、後世へと伝えていけます。”古を貴び今を卑しむ”という言葉のように、未來を明るく照らすための願いがそこにあるのだと思います。