第44話
19時半 晴海編集部
「じゃあ、二人とも、私達は先に上がるから、最後の戸締りお願いねぇ?」
※若瀬怜音の方は、小泉と渋谷がインタビュー記事(ボイスレコーダー)を文章として書き起こしたあと、棗に一度見て貰うことになった。
「あぁ!」
「お疲れ様でした」
「お疲れ!」
「胡桃また明日ねぇ?」
「うん!」
棗を始め、全員が、自分の荷物を持って晴海編集部から出て行く。
全体会議の後、黒木と堂城は、明日からの打ち合わせをする為、30分ほど残業することにした。
雫丘出版の勤務時間は、朝の10時~19時(休憩1時間含む)
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