第104話




「なっ!?ち、違うから。」




途端に真っ赤になって、あたふたと否定する莉茉。





その姿に、俺は吹き出しそうになる。





本当、可愛いすぎるだろ。




「ふっ、分かってる。」




「………本当に?」




じと目で俺を見上げる莉茉の頭を撫でた。




「あぁ、ちょっと待ってろ。」




頷いた俺は、莉茉から離れて、棚の上に置いてある香水のビンを手に取ると戻る。




「莉茉、付けてやる。」

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