第14話

その日のサークル。


私はサチと一緒に行く。


サチは航平をボコろうと息巻いている、みたい。


でも、まだ来てないみたい。


「今日は。新しい仲間を紹介する。」


颯太先輩がみんなに言う。


「山下清人くん。理学部の2年生。」


「山下清人です。宜しくお願いします。」


きっ、清人だ!なんで?


そこへ、航平がやってきた。


「あれ?お前…」


「今日から宜しく!」




「早速、来月の合宿のことなんだけど…」


颯太先輩が話し始める。


航平が、こっちに近づいてきたとき、清人は空いていた私の隣に座った。

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