第21話

『しつこいようだけど、ホントにいいんだよね?』


「うん。」


『今日の帰りのこと、陽翔に聞いたんだ。』


「やっぱり、陽翔、見てたんだ。」


『うん。そうみたい。でもね、陽緋がいいなら、それでいいと思う。でも、辛いことがあったら、話してね!』


「ありがとう。」


それから、なんでもないことを話し、通話を終えた。




あたしはベッドに横になり、息抜きにマンガを読み始めた。


いつの間にか寝てしまっていて、気づくと朝だった。

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