第43話
「早苗、何か問題?」
「ぶふっ!織田さん、絶対童貞だと思ってからおかしくってさぁ。
あ、美咲っちが電話してるとき、彼女いない歴=年齢だとか言い出して。」
「それは、うん、あるかも!
なーんか、いっつもヘラヘラしてるし、と思ったらいきなりキレたりするもんね。
顔もイケメンではないし。
あの人何歳だっけ?」
「27じゃなかった?
でさぁ、私、彼氏募集中って言ったら、立候補し出して、で、彼女いない歴=年齢だって話になったのよ。」
「ちゃんと、断った?」
「笑い飛ばしてやったわ」
「やるね、早苗。でもあのタイプはちゃんと言わないとわからないよ?」
「言ってもわからないかも?」
「言えてるー!」
と、メイク直ししながら、女子らしく毒舌な会話をするアタシたち。
「早苗、木梨さんどうよ?」
「彼女いるみたい。ちなみに、黒石さんも。」
「そっか、まぁ、別れるかもしれないし?」
「そうだよ、頑張るよ?私。」
「チーフは?」
「そっちも頑張るよ?」
「あー、…頑張ってね」
「応援してね!」
「うん。応援するよ。気が多い早苗さんのこと。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます