第24話

日曜日の朝。


起きると7時。


リビングに行くと、なぜか知己がいた。瑞希さんも。


「おはよ。」


「おはよ。って、何でいるの?」


「お母さんたちの友達が入院しちゃって、手伝いに行くの。今日は帰れないかもしれないから、知己くんに泊まってもらおうと思って。

お父さんとお姉ちゃんは、泊りの出張中だし。

最近、泥棒が出たけど捕まってないらしいから、女の子ひとりじゃ、ねぇ?」


あのー、お母さん?


年頃の男女に留守番させる方が危険なのでは…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る