第100話

「ごちそうさま。」


「はい。コーヒー淹れましょうか。」


「いや、いい。」


と言って、君の手を引き、ソファーに行く。


俺はソファーに座ると、君を膝に向かい合わせにして座らせる。


「恥ずかしいです。」


「じゃあ、あっち向いて座ろうか。」


あっちを向かせると、奏の細い首筋にキスをし、舌を這わせる。


「あっ…んふっ…」


両手は胸の膨らみに。


「奏…」


「…やっ、義仁さん…」


「奏、好きだよ。」

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