月曜日

プレゼント

第98話

仕事が終わり、奏の部屋に行く。


早く行きたくて、朝早く出勤し、7時には退社した。




奏が玄関のドアを開ける。


「お疲れさまです。」


「お疲れ。」


奏とご飯を食べながら、


「昨日、あれから電話してこなかったけど、なんかあった?」


「あ、大学の時の友達と飲んでたんですけど、その一人が悪酔いしちゃって。で、電話切ったあと、戻しちゃって、介抱してたら遅くなったので。ごめんなさい。」


「……電話で、奏の名前を呼ぶ男の声がしたけど、その男を介抱したの?ひとりで。」


奏がこっちを見る。


「彼は、友達?」


「友達です。」

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