3
第一章
3
短い黒髪の青年が地図を見る周りには、重装に身を包んだ武人がいる。
これからの針路を協議しているのである。
メルフィース軍の第二陣はどこからどう攻めてくるか――それは知略の精霊リュシオスが教えてくれた。
ならば、正面からぶつからず、奇襲を狙える。
連れて行くのは少数精鋭だ。フォルスワーム大将軍が善戦してくれたおかげで、生き残っている兵も多い。
本来なら王宮で国王を守る魔導士も借りた。国王も背に腹は代えられない。
最小限の犠牲で敵将を討ち、敵軍を崩壊させる。
針路を正式決定し、出陣は明日となった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます