『反吸血鬼 キラ・ドゥーラ』 その3
『キラ・ドゥーラ本部』
『キラ・ドゥーラ』の本部は、地球日本区千葉州養老渓谷にあった。
そこは、川沿いにある、さりげないちいさな民家の地下にある。
しかし、その地下深くには、はるかなむかし、純粋知性『ジラ』が作った地下通路があり、世界のどこにも、高速移動体『パンダー』により飛行機よりもずっと早く移動できるのである。
しかも、誰の目にも触れず、阻害されることもない。
『キラ・ドゥーラ』の正規隊員は6人。少数精鋭である。
さらに、訓練隊員が10人ほどある。
そうして、キラ・ドゥーラ細胞を持つ『キラ・ドゥーラ人』は、現在地球上に500人くらいまでに増えていたが、まだまだ足りない。さらに、誰が、キラ・ドゥーラ人なのかは、かなり、微妙なところではある。
つまり、『キラ・ドゥーラ人』の多くは、とくになにもしない。
あえて言えば、『マラ・クータ』の餌食になるのが仕事である。
さらに、『キラ・ドゥーラ人』の内のかなりは、実は、もと『マラ・クータ』なのである。
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