第2話 あなたの面影
アカリは「この世界はメイリンかぁ。暗いよどんだ世界」と心の中で思いながら、辺りを見回しても何も見えない。
ナンシーが「アカリさんと言ったわね?あなたにこの力を授けます」と伝え、胸にハートのピンクのマークを付けた。
アカリが「これは?」とナンシーに尋ねると、ナンシーが「これは、この世界メイリンで戦うための証みたいなものよ」と声を掛けた。
アカリの頭の中に呪文のようなものが浮かんできて「汝、我の行く手を阻むものを阻止せよ。カミナリ」と唱えると、カミナリが魔物の頭上を覆って焼き付けて倒していく。
ナンシーが「そうやって、魔物を倒していくのよ?良い?」とアカリに頼んだ。
アカリは「この力が段々とみなぎって行く感覚。この力があれば、私はこのメイリンと言う国を守れるかもしれない」と自信が出て来た。
ナンシーの隣に居るのは「僕はジャックス。この異世界を守る為に同じように違う国から来た者である。よろしくお願いします」と手を差し出したので、アカリはジャックスと握手した。
ジャックスは「僕には、自分の技を自在に操れる力があるのさ」とアカリに伝えた。
アカリは「凄いね~。私も今、魔法の力をナンシーに授かって貰った所です」とジャックスに話を始めた。
ジャックスはアカリにとって「現実世界の私のユタカ、弟によく似ているわ」と弟の面影にジャックスは似ていた。
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