キミカが「ん？魔物さん？私は何で此処に居る？」と未だに寝ぼけて居るキミカを、魔物が「此処は魔法学校だろうが…、こんな所で寝て居る奴が居るか」とキミカを見て嫌な顔をしていた。

キミカが「あ、そうか。すみません」と素直に謝った。

魔法学校の先生で、スミリア先生から「あなた、魔物を退治しに来て居るのに、魔物の前で説教をされてどうするの？寝るなら家に帰りなさい」と注意を受けた。

キミカは「分かりました。今度は本気で戦います」と少し真面目な顔をして、スミリア先生に報告をした。

キミカは「世の中の悪しき物を収めよ。マジョリーナ」と紫の魔法陣を手から出した。

スミリア先生が「あら、いつの間に魔法を発揮する事が出来るようになったのかしら？」とキミカの成長ぶりに驚いていた。

魔物は青いレーザービームで焼けて倒れてしまった。

キミカが「えっへん。やっぱり、あの魔法の石の青い宝石が私に力を貸してくれたんだわ」と偉そうにその場で手を腰にやった。

魔物退治が終わり、魔法学校を早くに卒業した、キミカは「私は、これから冒険の旅に出かけるわ」と張り切って家を出るのだった。

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