フェアンに城の中を案内されて、陽翔は部屋に通された。

陽翔が「ふぅー、これからどうなる事やら」と大きな溜息を吐いた。

ふぁあああーと言う大きな欠伸で目が醒めた。

それは陽翔が横を見るとモルモートが欠伸をして居た。

陽翔が「何の音かと思ったら、モルモートだったのか」と内心驚いていた。

フェアンが、「さぁ、朝ご飯ですよ」と大きな声で陽翔の部屋に起こしに行くと、モルモートの身体に乗って寝ている陽翔が其処には居た。

陽翔が「ん？朝か」と渋々ベッドから降りた。

モルモートもすかさず、「ヒュウウウン」と言う背伸びをして陽翔が寝ていたベッドから降りた。

朝ご飯を食べ終わり、王が「陽翔よ。私の下部となりこの剣と盾を授けよう」と陽翔に短剣と盾を渡した。

フェアンが「陛下、ありがとうございます。私はこれから陽翔とこの国を守る為、精進してまいります」と王に話し掛けた。

王が「そうと決まれば、宜しく頼むな」とフェアンの肩を叩いた。

まだ誰も悪い奴らの影が、城の近くまで近づいて要ることをまだ知らないで居た。

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