反則

第6話

あたしはそっ…と目を開ける。


目の前に、凄く近くに、青江くんの顔。綺麗な眸。



「あ、青江く…」





ちゅ



「――――……っ！？」





青江くんが



今度は



あたしの唇に




キスを落とした――…。





「……え、…えっ！？」







「……。今の、は、俺が“したかった”分――…」







ボンッ


「っ！！！」



「み、美紀……！？」











そんなの、反則過ぎます、青江くん――…。













Fin.

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