「何やっとんじゃあのバカガミはあぁぁ！！

開会式終わっちゃいましたけどおおお！！」

「なんか時差のこと忘れてたみたいで……

もうすぐ着くそうです。」

「なんかすげぇ……」

「……三橋さん、」

「黒子くん？」

「……僕達、呼ばれたみたいですよ。……彼に…」

「……」

「すみません、僕達ちょっと外していいですか？」

「だから？すぐフラフラするなってー言ってんでしょーが？」

「いや、その……a「赤司くんに会ってきます。」……三橋さん」

「……キセキの世代のキャプテン……」

「……わかったわ。午後から試合だからそれまでには絶対戻りなさいよ。」

「はい。」

「ごめんなさい。ありがとうございます。」

黒子と里月は、その場を離れキセキの世代が集まる入口へ向かった。

「なんだテツ、お守り付きかよ。」

「峰ちんもさっちんがいるじゃん。」

「さつきは関係ねぇだろうがゴラァ……」

「つーか緑間っち、なんでハサミなんか持ってるんすか……」

「ラッキーアイテムなのだよ馬鹿め。」

「お待たせしました。」

「(うわ、まじかよ、キセキの世代全員集合……！

まじこえーかえりてぇ……)」

「つーか呼び出した本人がラストってどゆことっすか！」

「いちいち目くじらを立てるな。あいつはそういうやつなのだよ。」

「すまない、待たせたね。」

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