第29話

「日向、話したのか!」



「あぁ。黒子と火神、三橋にな」




「そっかぁ……」


「「出来ました!!」」



「できてないでしょ!!!」



「もーなにやってるのよ…!里月ちゃんやってあげて!!!」



「え、あ、はいっ!……どーしたらこーなるのよ……

包帯じゃあるまいし……。…今からやるから見てて」













「木吉先輩、できましたよ!…リコさんから伝言です。

危ないと思ったらすぐかえるとの事です。」



「ん。わかった。……ありがとな。」



「!」



「「!!」」



木吉が里月からのテーピングを終えると、里月含む4人の頭を撫でていく。






そうして誠凛高校と霧崎第一との試合が始まった。

















最初は、黒子のドライブ→木吉のアリウープで先制点を奪う。


だが、霧崎第一の荒っぽいスクリーン、審判の死角を取り、火神の足を踏んでの防御という潰しに来ていた。




「惜しい。もうちょいであのメガネくんを潰せたのにな。」




「!!!」



「ーー邪魔すんなよな。」




「……俺が怪我だけならいい。だが、チームメイトが傷つけられるのは我慢ならん!!


花宮!!!お前だけは絶対倒す!!!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る