第24話

最終Q(クォーター)が始まるも両チーム怒涛の攻撃が続いていた。




「…監督、…………緑間くんの弾数の限度は、

とっくに超えてますよ。」



「え?」



「…………真くん、今は『仲間と』勝つ為のシュートを打ってます。

……そのためなら何本でも打ちますよ。きっと。」




「(流石はキセキの世代を支えたマネージャー。

……元チームメイトの事でもちゃんと把握してるのね。)」




「すげぇ……どっちも譲らない……」


「あぁ。こんなゲームそうそう見られないぞ……」



「終わらないで欲しいな。」



「「!?」」



「え、あ、その……」



「1年!声出てないぞ!」



「「は、はい!!」」



「攻めろ!!」



「時間ないぞ!!」





「通らせねぇ!!」



「……なら、力づくで通ります!」



「……!!」




「ナイスだ黒子!……っ……!!」


「!!(木吉先輩っ……!!)」



「させるか!鉄心!!」



「「!!」」




「ディフェンス、プッシング!!秀徳6番

フリースロー!ツーショット!!」




「!」




「……残り2秒……」


「……(木吉先輩……足が……)」

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