第7話
「……にしてもお前だったなんてな。
びっくりしたわ。……ほんとに久々だな」
「うん……3年ぶりよね。」
練習中に発覚した、火神と里月の再会で収拾がつかなくなり練習を辞めて解散となった。
里月は火神と黒子と3人で帰路を歩いていた。
「三橋さん、僕達マジバ寄りますけど一緒にどうですか?」
「……えと、この後用事があって行かなきゃいけない所があるの。
また今度、誘って?」
「わかりました。」
「それじゃあ、また明日ね。」
「はい。」「おう」
里月は黒子と火神に手を振るとマジバの前の信号を渡っていった。
「……そういや黒子、お前がリツを監督に紹介したって聞いたんだけどよ
リツと知り合いだったのか?」
「はい。彼女も帝光中のバスケ部だったので。
マネージャーをしていたんです。」
「あいつキセキの世代と一緒だったのか!!」
「と言っても2年になったのと同時に転入してこられたのですが。
桃井さんと仲が良くてそれをきっかけにバスケ部に入部をされたんです。」
「へぇー。」
「にしても、相変わらずよく食べますね。」
「腹減ってんだよ。」
「それは構わないのですが……
明日寝坊しないでくださいね。」
「……?なんかあったっけか?」
「ストバスですよ。」
「……あ、明日か。……そういや、リツに休みって伝えたか?」
「…………いえ」
「「………………」」
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