第49話

「あら、おはよう諷璃ちゃん」


「諷璃の所はどうだったの?」



諷璃が発目のところへ行ったあと、教室へ入るとお茶子たちの所へ向かう。



「筋肉痛がやばかった」


「……どこだっけ?」


「保育園ヒーロー事務所」



「「保育園!?」」


「朝から夕方まで小さい子達を見守りして、夜はパトロール。

……あ、敵も倒したなぁ……」



「「もっと凄いのいた!!!!!」」


「敵見て皆泣いちゃったから、その後の慰めるのに大変だったくらいかなぁ。

一番大変だったのは勝己にそっくりな子がいた。あ、でも勝己より素直な男の子いた。」



笑顔で話をしていると爆豪が諷璃の後ろから声を荒らげる。


「あ゛!?カザ何つったてめぇ!」


「もう一度言ってあげようか?

勝己より素直な子がいたんだよー!!」



諷璃は、爆豪に近づいて大きな声で言う。



「うっせぇな!てめぇ後で覚えとけよ…!」


「とか言って小さい頃、私に勝てたこと無かったのにね。」


「ぶっ殺す!」




「「髪戻った!!!!」」



8:2坊やと呼ばれていた髪型から瞬時に元に戻ったのを見た切島、瀬呂は更に爆笑。諷璃もそれを見て涙浮かべながら口元を抑えて笑っていた。

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