「遊くん、大丈夫！？」

「おねえちゃああん！！！」

「大丈夫、おねえちゃんが付いてる。」

「諷璃ちゃん！！上！！！」

「！？……『ブラスト・フロー』！！」

諷璃は遊くんを守るために咄嗟に上から飛んできたものに技を繰り出す。

「……諷璃さん！」

「！遊くんをお願いします！！」

「諷璃さんもはや……っ！！諷璃さん！」

「っ！！(こいつ、個性が複数なの…？)」

遊くんを視都へ風で届け、諷璃も避難しようとした時だった。脳無の個性で子どもたちや視都、紙雨と遮断され諷璃は隔離されてしまう。

「(…私を狙わない、ということは……)

……まさか皆を狙って……！！」

「きゃあああ！」

「！」

「みんな下がってなさい！！……きゃっ！」

「紙ちゃん！！！視都さん！！！みんなと逃げて！！！！」

「私はこの子達を守る責任がある！死んでも守るわ！！！」

「……！！」

""諷璃、避難しなさい。俺達もすぐ行く。""

""嫌よ！！""

""諷璃、私達ヒーローにはみんなやあなたを守る役目があるのよ。

たとえ………………""

「私の大事な子達よ！！命に変えても先生が守るから！！」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい