No.7『夢』

第41話

「ブラックですね……」


「あら大丈夫よ?その中で朝の08時~13時+ヒーローの仕事の早番と13時~子供のお迎えが来るまでの遅番に2ヶ月事で分かれるのよ。」



「あ……なるほど……」



「今日は早めに視都先生が来てくださってるから、

今から交代制で受けてくれてるところのヒーロー事務所に

ご挨拶行きましょうか!」



「!ここのから近いんですか?」



「ええ。ここから歩いて10分のところよ。

……諷璃ちゃん、ヒーロースーツって持ってる?」



「……お恥ずかしい話、持ってないです。」



「あ、全然いいわよ!小さい子達もいるからあまり露出していても困るから聞いただけなの、ごめんなさいね。

それじゃあ行きましょうか。」



「はい。(明日中に決めよう)」



















「……繋がるかな……」



『もしもし?諷璃?』



「あ、えと、出久?」



『どしたの?』




職場体験初日が終わり、実家へと帰った諷璃は過去に使っていた自分の部屋へ籠り、携帯で電話をかける。通話に出たのは緑谷だった。

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