第30話

そうして皆がボードを受け取り、考え始める。

15分が経った時だった。


「じゃ、そろそろできた人から発表してね!」



「「!!!」」



「(発表形式かよ!?)」


「(え〜〜これはなかなか度胸が……)」



皆が不安がる中、青山がスッと教壇へ立つ。



「いくよ。…………輝きヒーロー

『I can not stop twinkling』(キラキラが止められないよ☆)」


「「短文!!!」」



「そこはI(アイ)を取って、Can't(キャント)にした方が呼びやすい。」


「それねマドモアゼル☆」



「…………(それもありだったんだ……)」




「じゃあ次ーーーーーーーー」



「((私は………………))」




「小学生の時から決めてたの。

梅雨入りヒーロー『FLOPPY(フロッピー)』」




「可愛い!!親しみやすくて良いわ!!

皆から愛されるお手本のようなネーミングね!」



「「フロッピー!フロッピー!

((ありがとう梅雨ちゃん(フロッピー)!空気が変わった!))」」



「(!?青山くんと三奈ちゃん終わっちゃった!!

梅雨ちゃんも今終わっちゃた……)」



考えている間に青山、芦戸、蛙吹と終わっていることに気づき慌ててしまう諷璃。次は、切島が教壇へ。

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