第18話

「どこ見てるんだ……!」




「!!ぐっ……!」




スマッシュを壊れた指でもう一度出す緑谷。轟は場外にならないように氷結を出した。




「(壊れた指でっ……!)何でそこまで……」





「震えてるよ、轟くん。個性だって身体機能の一つだ。

君自身、冷気に耐えられる限度があるんだろう……?


で、それって左側の熱を使えば解決出来るもんじゃないのか……?


みんな…全力でやってる。勝って……目標に近づく為にっ…一番になるためにっ!半分の力で勝つ!?まだ僕は君に傷一つ付けられちゃいないぞ!!」





「出久……?」





「全力でかかって来い!!!!」




「………………何のつもりだ。全力?クソ親父に金でも握らされたか……?イラつくな……!

(近距離ならお前は対応出来……!右足が上がった瞬間にこいつ……!)」





「(イメージ……電子レンジの……

爆発…しない……爆発…しない……!しない!!!!!)」




「「!!!!」」




緑谷が瞬間に轟へ踏み出すことで、スマッシュの力をために溜めて轟の腹部へ思い切り殴る。





『モロだぁーー!!!生々しいの入ったぁ!』




「ゲホッ(……何で……)」





轟も氷結で反撃に出るも、緑谷はジャンプして避ける。



「氷の勢いも弱まってる」

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