第9話
4限目終了ーーーーー……
「……あんな事あったけど……
なんだかんだテンション上がるなおい!!
活躍した目立ちゃプロへのどでけぇ1歩を踏み出せる!」
「皆すごいノリノリだ……」
授業が終わり、昼休みへ入った途端に皆が体育祭で盛り上がっていた。
その様子を離れたところから見ていた緑谷、諷璃、飯田、麗日。
「ほんとだね。」
「そう言えば諷璃も出るんだよね、体育祭」
「……私出ないけど……」
「え?」
「「えええええ!!?」」
「……だって私の個性使ったら舞台とか潰れるもん。
私の個性は""天災""で、災害系の個性だから…。
もしここで使ったら潰れるよ?」
「災害系とはまた不便だな……」
「そんなことないよ?技としては強力だから
これはヒーロー向き個性って言われてるし。……えと…」
「むっ、自己紹介がまだだったな。僕は飯田天哉だ。」
「七雲諷璃です。よろしくね飯田くん。
……っと、その前にお昼行かないとね。」
「デクくん、飯田くん、諷璃ちゃん……。
…体育祭、がんばろうね。」
「お茶子ちゃん!?」
「顔があれだよ麗日さん!?」
3人の後ろで麗日が麗らかでなくなっているのを気づき思わずツッコミを入れた。その後も「みんな私頑張る」と麗らかではない顔で宣言をしていたのだった。
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